登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【鶴見岳】御嶽権現社より周回、山頂は絶景。別府温泉の源流に登る!《日帰り登山》2022年4月20日

鶴見岳

つるみだけ  1375m

大分県  日本三百名山  九州百名山

アクセス

東九州自動車道  別府ICより15分。

御嶽権現社駐車場《4〜50台、無料、トイレ 有》

ルート

御嶽権現社駐車場〜御嶽権現社〜南平台分岐〜一気登山道〜鶴見岳山頂〜馬の背〜西の窪〜南平台〜御嶽権現社〜駐車場

標準コースタイム  約4時間15分

f:id:NACK-y:20220425013342j:imageヤマプラ - 「山と高原地図」で登山のプランを作ろう!-ヤマレコ

難易度  …初級

難所、危険箇所はありません。赤テープはしっかりありながらも、少しルートが分かりづらい所があります。

※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。

  • 天気:晴れ
  • 人数:単独
  • 行動時間:3時間24分(休憩等含む)

 

 

鶴見岳は別府市街と由布岳の間にあり、活火山で となりの伽藍(がらん)岳と共に別府温泉の源になっています。

 

登山口は御嶽(おたけ)権現社にあります。手前に駐車場があり、便利です。

 

f:id:NACK-y:20220424022603j:image広いですが、ここへ来る道はちょっと狭いです。

トイレがありますが、水の流れないアレです。


f:id:NACK-y:20220424024603j:image駐車場の前の舗装路をしばらく歩きます。


f:id:NACK-y:20220424022526j:image神社までは地味にキツい階段が続きます。

 

そして御嶽権現社到着! って… お詣りに夢中で写真撮り忘れました( ;゚Д゚)

 

この神社は正式には火男火売神社(ほのおほのめじんじゃ)といい、ここは中宮にあたります。

変わった名前ですが、男女の火の神様を祀っていることから来ているようです。


f:id:NACK-y:20220424024334j:image神社の左奥に登山口。


f:id:NACK-y:20220424024645j:imageこのルートは一気登山道と呼ばれています。

毎年4月(今年は5月)に海から山頂まで一気に登る、元気な人たちの為のべっぷ鶴見岳一気登山大会というイベントで使われているルートみたいです。


f:id:NACK-y:20220424022411j:imageサルでもわかる案内板。

大会用にか、各地点に置かれています。


f:id:NACK-y:20220424022457j:image序盤はゆるやか。

 

それにしてもこの辺の登山道は、大会参加者があちこち走ったり歩いたりするせいなのか、二つくらい道が並走しています。

 

f:id:NACK-y:20220424024626j:imageどっちだ?

ずっと並走してるのでどっちでも大丈夫ですが、知らないと「え〜〜」って感じ…


f:id:NACK-y:20220424024416j:image赤テープもあっちに付いてたり、こっちだったり…


f:id:NACK-y:20220424022438j:image1回林道を横切ります。


f:id:NACK-y:20220424022445j:imageな、何が言いたいんだ…? 誰か要約して(^^;)


f:id:NACK-y:20220424024320j:image相変わらずのあっちこっち道。

ここもどっちでも大丈夫です。


f:id:NACK-y:20220424024308j:image南平台分岐。山頂近道は右。


f:id:NACK-y:20220424024350j:image分岐を過ぎて少しすると、急になってきます。

 

急なんで さっきみたいに道が並走とかはないですが、大会で人がいっぱい歩いてたらショートカットしちゃうヤツとかいるんじゃね? と思ってたら…f:id:NACK-y:20220424024305j:imageやっぱり(^^;)


f:id:NACK-y:20220424024620j:image岩がゴロゴロしてきました。

左の方からショートカットは禁止ですよー


f:id:NACK-y:20220424024508j:image鎖場登場。

ホールドはしっかりしてるので、鎖は使わなくても大丈夫です。


f:id:NACK-y:20220424022716j:image(たぶん)キスミレ

静岡県以西、九州のこの辺にも分布しているようですが、大分県では絶滅危惧種に指定されているみたいですね。


f:id:NACK-y:20220424024448j:image山頂近くの分岐。

ロープウェイでも拝んどくか、と山上駅のある右へ進みました。


f:id:NACK-y:20220424024648j:imageまた楽勝の鎖場を抜けると、


f:id:NACK-y:20220424024605j:image一気に景色がひらけました!

左に志高湖(しだかこ)も見えています。

f:id:NACK-y:20220424024632j:image別府ロープウェイ 鶴見山上駅

ゴンドラ 建物の陰で見えねーじゃん 泣。

 

ロープウェイの山上駅から鶴見岳山頂までは、舗装路が敷かれています。

といってもほとんど階段なので、一般観光客の方々は ぜーはー言いながら登ってました。


f:id:NACK-y:20220424022552j:imageレストハウス跡。

噴火時には避難所になるとか。


f:id:NACK-y:20220424022648j:image山頂は 札所めぐり、七福神めぐりができます。

帰りにめぐろう… なんてぼんやり考えていましたが、帰りはめぐらない方から下山でした 汗。


f:id:NACK-y:20220424024314j:image七福神めぐりの一つ「寿老人」。

 

それにしても めちゃくちゃ整備されてて、山の上とは思えないですね。

f:id:NACK-y:20220427225010j:imageちょっと萎える瞬間だったりもする…

 

そして鶴見岳山頂
f:id:NACK-y:20220424024337j:image由布岳どーん。電波塔もどーん。

 

f:id:NACK-y:20220427232622j:image別府市街と別府湾。

左に見えるツートーンの山は大平山(扇山)。茶色い部分は毎年4月に、野焼きされているそうです。


f:id:NACK-y:20220427233930j:image噴煙を上げているのは伽藍岳。


f:id:NACK-y:20220427233927j:image遠くに九重連山。

 

山頂は好展望で色々見えますが、肝心の由布岳には絶妙に邪魔をする電波塔が…

 

頑張って電波塔が入らないように撮ってみました。

f:id:NACK-y:20220427234659j:image無理矢理感あるな(^^)


f:id:NACK-y:20220424024435j:image現在鞍ヶ戸(くらがと)の登山道は崩壊して通行不可のようです。

塚原温泉はどうしちゃったの? 空の上にあるのか? 笑

 

下山は西側から周回ルートで降ります。


f:id:NACK-y:20220424024703j:image縦走路に入ってやっと由布岳が ばーんと!


f:id:NACK-y:20220424024546j:image下はちょっとぬかるみ気味。


f:id:NACK-y:20220424024433j:image開けて鞍ヶ戸が正面に。

この辺で硫黄のにおいが漂ってきました。

鶴見岳の北西の山頂近くに赤池噴気孔というのがあるらしいです。


f:id:NACK-y:20220424024345j:image馬の背

ここにも鞍ヶ戸へは行っちゃダメよの看板が。

 

ここからはさっきと打って変わってガレ場になりました。
f:id:NACK-y:20220424024642j:image結構歩きにくい…

 

f:id:NACK-y:20220429003541j:image西の窪。

ここから折り返すように御嶽権現へ戻ります。

が、せっかくなので コースタイム20分プラスですが、南平台(なんぺいだい)へ寄っていくことにしました。


f:id:NACK-y:20220424022618j:imageまあまあ登るな(ー ー;) もう帰る気分だったのに…

登山道は若干ぬかるみ気味でした。

 

南平台の山頂はだだっ広いですが、展望がよく ここでも由布岳や遠くの九重連山が見えました。


f:id:NACK-y:20220424024459j:image何より良かったのは、鶴見岳〜鞍ヶ戸の稜線。

 

f:id:NACK-y:20220429005553j:image山頂周回は広い上にススキ? が伸びてて、ちょっと道がわかりづらいです。


f:id:NACK-y:20220424022655j:imageとりあえず海の方へ向かえば大丈夫。


f:id:NACK-y:20220424024404j:image下りもぬかるみ気味&ちょっと踏み跡わかりづらし。

赤テープを見逃さず進みます。

 

御嶽権現へ向かう登山道と無事合流してすぐ、前方で何かが動きました…!

一瞬「こぐまやー!」とビビりましたが…

 

f:id:NACK-y:20220424022519j:imageタヌキですかね?

まあ九州はクマいないらしいし…


f:id:NACK-y:20220424024635j:image踊り石

地震の前触れで踊るとか。地震は勘弁ですが、踊る所は見てみたいなー


f:id:NACK-y:20220424022708j:image一気登山道との合流までの道は、平坦で広々としています。

赤テープはあるものの、道がわかりづらい所もありました。


f:id:NACK-y:20220424024457j:image南平台分岐まで戻ってきました。

あとは来た道を戻るだけ。

f:id:NACK-y:20220424024302j:image神社からは行きと違う道でもどりました。

まとめ

行動時間は3時間半程度でしたが、変化に富んだコースや好展望のせいか、結構歩いた感がありました。

山頂は人工物が多いですが、雄々しい山体の由布岳や噴煙を上げる伽藍岳などが見られ、十分に自然を感じられる山だと思います。

 

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温泉

夢幻の里  春夏秋冬

風呂場は脱衣所と露天風呂のみ、シャワーも洗い場も無しと割り切っています。

一応 備え付けのシャンプーとボディーソープがあり、桶で流しながら身体を洗うスタイルです。

ちなみにケンウッドのナビの案内がとんちんかんで、なかなか辿り着けませんでした 汗。

【個人的おすすめ度…★★★★☆】

f:id:NACK-y:20220429020546j:image山奥の雰囲気やコテコテの硫黄泉は 好きな人にはたまらんと思います。

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【自分用山行データ】

山行回数:128   踏破数:128   百名山:32   撤退:5