両子山
ふたごさん 721m
国東半島 大分百山
アクセス
大分空港道路 杵築ICより30分。
両子寺駐車場《無料、約60台、トイレ 有》
ルート
両子寺第5駐車場〜両子寺〜奥の院〜鬼の背割〜両子山〜トンガリ山〜600mピーク〜走水観音〜駐車場
標準コースタイム 3時間20分
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難易度 …初中級
鬼の背割から東のルートは急登です。寺から保守用の舗装路を歩けば、初心者でも簡単に登れそうです。
※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。
- 天気:晴れ
- 人数:単独
- 行動時間:3時間39分(お寺拝観、休憩等含む)
両子山は国東半島のほぼ真ん中に位置し、標高も国東半島で1番高い山です。
古い火山で、国東半島自体が両子山を中心とした火山群のようです。
国東半島はお寺の多い地域ですが、両子山の麓にも両子寺(ふたごじ)という大きいお寺があります。
なんと第5駐車場に駐車。
近いところに大きい駐車場がありますが、ここに停めたのは…
仁王門が見たかったからです。
これです。強そうな顔ですね。
足をさすさすすると強い足にあやかれるそうです。
近いところの大きい駐車場。
トイレと自販機あります。
両子寺入口。拝観料300円。
拝観せず山に登るだけだとしても、300円は払う必要があります。
ちなみに登山の人は名前と連絡先を記帳し、下山時も報告が必要です。
護摩堂。もちろん参拝していきます。
が、土足禁止なので登山靴を脱ぎます。
奥の院へ続く石段。ハシゴかってくらい急 汗
ちなみに両子寺は神仏習合発祥の地とも言われているそうです。
奥の院。ここも土禁か…
この半洞窟の奥にも仏様が祀られています。
なんか出そう… とか言わずに荘厳な雰囲気を感じましょう。
ではそろそろ山の方へ向かいますか。
さっきの急な階段は降りずに、右の岩場を抜けていきます。
一気に山道っぽくなりました。
百体観音や七不思議の案内。
他の所にも看板あって凄く推してます。まあ 奥の方にあるから場所が分かりづらいのかも。
百体観音。なんかフォルムがカワイイ。
岩にフィットイン。やっぱ落ち着くのかな?
七不思議の針の耳。
えー そこ通るの? てことで、ザックが引っかかりますが 強引突破。
七不思議の鬼の背割。
鬼の背割は通らず、手前の右にある道を登ります。
こっからが本番て感じで、急登が始まります。
道は分かりづらいですが、ありがたいことにずーっとロープが続いています。
しかし荒れてるな…
ほんと、ロープないとヤバいかも。
もうお前(ロープ)を離さないぞっ いいだろ?
大きい岩を巻きますが、ここにもしっかりロープ。
しっかし急です。足元も滑りやすいし…
途切れることないロープがほんと助かる。
稜線出たら せっせと稜線を登り詰めるだけです。
急にひょっこりと空があらわれました。
やっぱり山頂でした!
展望台を登ってみると海がキレイ。
姫島かな?
電波塔的なものがたくさん。
ここは国東半島のほぼ真ん中だから、半島中にいろんな電波をお届けしてるんですね。
鶴見岳とか由布岳とか。
電波塔のボス。ごっつい。
それにしても山頂はやたらとぶんぶんと虫が飛んでます。
刺しにくる様子もないし、見た目からハナアブかクマバチの類かと思われますが、以前にスズメバチに刺されて羽音恐怖症の私は落ち着きません 汗
なんで写真撮ってジュース飲んだら撤収ーっ
西の方へ降りていきます。
どっかの双耳(そうじ)峰。なんならあっちを「ふたごさん」と呼びたい。
寺からここまで保守用の舗装路が続いています。
寺と走水観音へ向かう分岐。
左の舗装路を降りればあっという間に寺へ着くと思われます。
ちょっとお腹が痛くなりそうなんで悩みましたが、やはりせっかくなんで 観音さま方面へ向かいます。
地図に表記のない両子山北峰。地味だもんな…
しかし、下りは派手目に急です。
お腹痛くなったらどーしてくれるんだ( ;゚Д゚)
降りて登ってトンガリ山。
はたから見てどんだけトンがってるのか見てみたい。
展望はなかなか。
またまた急な下り。
しかも滑りやすいから踏ん張る。色々ピーンチ…
コルの辺りでちょっとお腹痛くなったんで休憩。
・・・うん、引いた(^^)
600mピーク。「走水岳」ってのが正式名称?
このルートは「国東半島峯道ロングトレイル」です。
これは、寺院の多い国東半島で昔から行われている「峯入り」という山での修行に使われた「峯道」をベースに設定されたトレッキングコースです。
ちょっと薮っぽくなってきた。
薮っぽいとこ抜けると林道に合流。
広大な荒地に出ました。
まさかメガソーラーとか作るんじゃあるまいな…
しばらく林道を歩いていると左に分岐が出て来ます。
うっかり見落としそうな道標。
というか、一瞬うっかり見落としました(^^) 道も左手前に急角度なので分かりにくいんですよ。
こんな感じにね。
走水観音へむけユルめに降りていきます。
道はちょっと荒れ気味。
なんやら気づくと沢の上を歩いてたり。
ん〜 道かなぁ? 多分道だろ。
あ、着いた〜
走水観音。ここも七不思議のひとつです。
トイレや東屋なんかもあってひと休み。というかトイレですっきり(*°∀°)
駐車場もあります。
あとは舗装路を10分ほど歩けば駐車場に戻れます。
駐車場に戻った後は、寺の受付へ下山の報告に行きました。
そーいや逆回りの時は拝観料はどーなるのかな〜? とか余計なことを考えつつ無事終了!
まとめ
山頂は景色よかったんで、もうちょっとゆっくりしたかったんですが残念。
お寺は紅葉が奇麗らしいので、その時期に再訪かな…?
奇岩の続くアスレチックな山!
温泉
夷谷(えびすだに)温泉
結構な山奥にあります。なのに地元の人に人気なのか、そこそこ賑わってました。
色のついた硫酸塩泉は県内でも希少らしいです。
【個人的おすすめ度…★★★☆☆】
【夷谷温泉】 | 風光明媚な自然に囲まれた秘湯
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【自分用山行データ】
山行回数:163 踏破数:187 百名山:38 撤退:5