登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【韓国岳〜獅子戸岳(霧島山)】火山巡り山行。新燃岳のドアップに萌える!《日帰り登山》2023年2月8日

韓国岳    獅子戸岳

からくにだけ  1700m    ししこだけ  1428m

霧島山  日本百名山  九州百名山

アクセス

宮崎自動車道 小林ICより40分。九州自動車道 えびのICより30分。

えびの高原駐車場《500円、200台、トイレ 有》

ルート

えびの高原駐車場〜硫黄山火口展望所〜韓国岳〜

獅子戸岳〜韓国岳〜韓国岳避難小屋〜駐車場

標準コースタイム  6時間

f:id:NACK-y:20230217095301j:imageヤマプラ - 「山と高原地図」で登山のプランを作ろう!-ヤマレコ

難易度    …初中級

難路等はありません。獅子戸岳まで行くならちょっと体力がいります。韓国岳のピストンなら初心者でもOKですが、火口付近の崖は要注意です。

※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。

  • 天気:晴れ
  • 人数:単独
  • 行動時間:5時間47分(休憩等含む)

 

 

霧島山は宮崎県と鹿児島県の県境にある火山郡です。たくさんの山があるので、霧島連山とか霧島連峰などと呼ばれることもあるようです。

 

今回はその最高峰の韓国岳に登ります。韓流ファンでなくても「かんこくだけ」と読んでしまいそうですが、「からくにだけ」です。

 

f:id:NACK-y:20230218144644j:imageえびの高原駐車場。すでに韓国岳がめっちゃ見えています。


f:id:NACK-y:20230217021943j:image池を巡る散策路などもあります。


f:id:NACK-y:20230217021946j:image駐車場の奥からゴ〜


f:id:NACK-y:20230217021955j:imageちょっと舗装路歩き。


f:id:NACK-y:20230217021958j:image硫黄山が毒ガスを吐き出しているようです。

というか現在、硫黄山の火山活動が活発なため近寄れませんえびのスカイラインも通行止めです。


f:id:NACK-y:20230217022001j:image登山届けをサッと書いてシュッと出します。


f:id:NACK-y:20230218150032j:image登山道は整備され歩きやすい。

f:id:NACK-y:20230217022013j:image20分弱で硫黄山火口展望所です。

ガス出てますねー。音もしゅーしゅーいってました。

f:id:NACK-y:20230217022027j:image展望所からは急にガレガレの道に変わりました。

 

f:id:NACK-y:20230218233923j:image三合目辺りから景色がひらけてきます。


f:id:NACK-y:20230217022036j:image振り返ると硫黄山。

それにしても火口湖とか火口跡だらけ…


f:id:NACK-y:20230217022041j:imageまだまだ岩がごろんごろんした所を登ります。


f:id:NACK-y:20230217022101j:image五合目。避難小屋がありました。

 

f:id:NACK-y:20230219012615j:imageしかし何だろこの絶景は!

九重山もそうですが、関東甲信越ではなかなか見られないような景色ですね。


f:id:NACK-y:20230217022106j:image避難小屋かと思ったら登山道休憩所でした。

まー 何でもいっか…


f:id:NACK-y:20230217022118j:imageもーちょい急な所を登ります。


f:id:NACK-y:20230217022123j:image大浪池(おおなみのいけ)が右手に見えてきました。

 

左手の方は岩や樹林で展望がありませんでしたが、ふと隙間から顔を出してみると…  か、かこー!

f:id:NACK-y:20230217022126j:image火口でした、いきなり。しかし野球のスタジアムみたいだな…


f:id:NACK-y:20230217022137j:image火口の淵に沿って歩いていきます。


f:id:NACK-y:20230217022203j:image山頂が近づいて来ました。

 

f:id:NACK-y:20230219222405j:image着いた〜


f:id:NACK-y:20230217022211j:image叫びながらダイブしたいくらい火口の迫力が凄いです。

 

f:id:NACK-y:20230219223123j:image大浪池も吸い込まれそうなくらいキレイ…


f:id:NACK-y:20230219223627j:image東の方は新燃岳(しんもえだけ)と高千穂峰(たかちほのみね)。

 

山頂にいた方々によると、新燃岳の手前の獅子戸岳(ししこだけ)まで行けるのだとか!

えー 迷うじゃん…( ;゚Д゚)

 

ここから大浪池方面へ降りようと思ってたのに…

しかし獅子戸岳から新燃岳が目の前に見えると超絶お勧めいただき、行くことにしました。


f:id:NACK-y:20230217022350j:imageまた火口の淵に沿って歩きます。


f:id:NACK-y:20230220015208j:image韓国岳〜獅子戸岳 往復180分。

あんれま、結構あるでないの。まあ さくさく歩きましょう。

 

f:id:NACK-y:20230220020033j:imageお〜っ すでに絶景。

もう満足… いやいやせっかくなんで行きますよ。

f:id:NACK-y:20230217022406j:image急なガレ場を降りていきます。


f:id:NACK-y:20230217022413j:image階段も。

すんごく登り返したくない…(けど 後で登り返します)


f:id:NACK-y:20230217022428j:image道が分かりづらい所にはロープも。


f:id:NACK-y:20230217022434j:imageあ、県境だ。

今まさに左半身は鹿児島県、右半身は… って どーでもいいので先を急ぎます。


f:id:NACK-y:20230217022443j:image渡渉ありますが、水量は少なくひょいひょいっと渡れます。


f:id:NACK-y:20230217022448j:image雪もあります。ここも積雪量少なくひょいひょいです。


f:id:NACK-y:20230217022503j:image火星のように荒涼とした所に出ました。

右に見えてるのが獅子戸岳ですが、まだありますね…


f:id:NACK-y:20230217022543j:image最後の方の急登。


f:id:NACK-y:20230217022549j:image韓国岳を振り返る。

 

f:id:NACK-y:20230220023654j:imageいい眺め。


f:id:NACK-y:20230217022557j:image山頂着きました! って展望どこだ?

「この先だよ」と山頂にいたおじさんが教えてくれました。

 

で、ヤブの先に進むと…


f:id:NACK-y:20230217022603j:imageキタコレ! 新燃岳のドアップ。これは萌えますねー(*°∀°)=3

火口から もにょもにょと噴煙が上がっています。


f:id:NACK-y:20230217022606j:image中腹からも噴気が。

奥にぼんやり見えているのは桜島らしいです。

 

さっきのおじさん曰く、噴火前は山頂にエメラルドグリーンの火口湖があったそうです。


f:id:NACK-y:20230220030535j:image新燃岳の火山活動によって、高千穂峰までの縦走ルートが断絶しています。

 

そして絶景を望みながらご飯です。予定外のルート変更で、カップラーメンではなく おにぎりなどで済ませました。

 

ちなみに今回 クッカーや多めの水だけでなく、山の状況がイマイチ分からなかったので、アイゼンや防寒具類なども多めに持って来て、なかなかヘビーなザックでした(ー ー;)


f:id:NACK-y:20230217022625j:imageでは戻ります。頑張って来た道登ります。


f:id:NACK-y:20230217022637j:imageん〜・・ やだなー


f:id:NACK-y:20230217022639j:image急登です 汗。

 

f:id:NACK-y:20230220140140j:image振り返って新燃岳に再び萌える。

ガレ場に取りつくと更に急になります。

f:id:NACK-y:20230217022714j:imageはうっ  見た目だけで結構なダメージを受けるな…

 

ぜーぜーいいながら 韓国岳の火口まで上り詰めると、また淵を歩きます。


f:id:NACK-y:20230217022742j:image右側は崖。

 

f:id:NACK-y:20230220141230j:imageどこから見ても迫力は変わらずですね。


f:id:NACK-y:20230217022802j:image韓国岳の山頂下の分岐から大浪池を目指します。


f:id:NACK-y:20230217022808j:image池に向かって階段が伸びていて、しかも延々と続いています。


f:id:NACK-y:20230217022831j:imageいや、これは永遠と言ってもいい…

急な所もあって結構脚にきます。良かったー、登りに使わなくて…


f:id:NACK-y:20230217022842j:imageしかもたまにトラップ。


f:id:NACK-y:20230217022845j:image永すぎて昔痛めた膝裏の筋が痛くなりました 泣。

 

「もうカンベンして下さい…」と心の叫びが届いたのか、緩い木道っぽくなり そのまま階段は終了。まさかここまで長いとは…( ;゚Д゚)

 

しかし設置も大変だったでしょう。携わった方々には頭が下がります。


f:id:NACK-y:20230217022856j:image分岐の近くにあった避難小屋

 

脚も痛いし時間もあんまり無いので、池は周らずに戻ります。


f:id:NACK-y:20230217022902j:image妙に位置の高い木道を歩きます。

f:id:NACK-y:20230217022908j:image木道がない所はぐちょんぐちょん。


f:id:NACK-y:20230217022917j:imageというか基本 足場は悪い。

 

だからかどうかは分かりませんが、ほとんど人がいない。


f:id:NACK-y:20230221013720j:imageドロドロの道とか気ぃ使うもんなー

なんか景色も単調だし…


f:id:NACK-y:20230217022933j:imageこの看板辺りから雰囲気が変わりました。

道も乾いてる!


f:id:NACK-y:20230217022942j:image登山口へ出ました。

駐車場までは5分くらいです。

 

大浪池ルートは階段とドロ道にやられて、少々疲れました。素直にピストンで戻れば良かったな…

まとめ

霧島山の穴ボコだらけの景色にはすっかり圧倒されました。

火山が近くで見られたのも良かったですね。

高千穂峰にもぜひ早いとこ登りたいですね〜

 

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温泉

前田温泉  カジロが湯

霧島温泉で唯一の立ち寄り湯だそうです。

露天風呂は高い壁に阻まれて 空しか見えませんが、手頃な値段と濃い硫黄泉に満足しました。

【個人的おすすめ度…★★★☆☆】
f:id:NACK-y:20230217022948j:image鹿児島 霧島温泉郷 丸尾「前田温泉 カジロが湯」- 前田産業

 

【自分用山行データ】

山行回数:154   踏破数:170   百名山:36   撤退:5