赤岳
あかだけ 2899m
八ヶ岳 日本百名山 山梨百名山
アクセス
中央自動車道 小渕沢ICより30分。
赤岳山荘駐車場。
ルート
①日目 美濃戸〜南沢ルート〜行者小屋[テント泊]
標準コースタイム 2時間10分
②日目 行者小屋〜文三郎尾根〜赤岳山頂〜地蔵ノ頭〜赤岳鉱泉〜北沢ルート〜美濃戸
同CT 5時間25分
主観的難易度… 上級
- 天気:①日目 くもり ②日目 晴れ
- 人数:3人(K、Y)
- 行動時間:データなし。
冬の赤岳は初心者向けとも上級者向けとも聞きます。前者はバリエーションや本格的な雪山をやる人、後者は一般登山者に向けられたものじゃないでしょうか?
私は「岩」も「沢」もやらない一般登山者なんで、もちろん厳冬期の赤岳は上級コースです。
2回目の今回は、冬季赤岳初チャレンジのK師匠、冬山の師匠Yさんと共にテント泊です。
車は美濃戸口から先の林道を慎重に走らせ、赤岳山荘まで行きました。
新車(当時)フォレスターの悪路走破性が炸裂!
初日はコースタイム2時間ほどの行者小屋までなので、昼過ぎと遅めのスタート。
行きは南沢ルート。まあまあな積雪量でした。
うおーっ もふもふだ〜
沢の上かな? かっちかちやぞ!
開けて主稜線が見えてきたらあとちょっと。
行者小屋到着はちょっとコースタイムオーバーでした。雪なので当然ですが…
テン場です(翌日撮影)。シビれるほど寒い!
夕食は大定番のサッポロ一番塩ラーメン。プラス玉子のトッピング。
ラーメン食っても暖まるのは一瞬だけ。テント内でもニット帽、ダウン、テントシューズ、ホッカイロ… とあらゆる手段で寒さをしのぎます。
多分マイナス15℃くらい。とにかく ひたすら あきれるほど寒いのです。
②日目。起床は6時頃だったかな?
寒くてなかなか寝袋から出られないけど、心を奮い立たせて脱出!
行者小屋からアイゼン、ピッケルを携えてスタートです。
最初はちょっと樹林帯を歩きます。
後ろには迫力の阿弥陀岳。
樹林帯を抜けました。斜度はじょじょにキツくなっていきます。
雪は締まっていて、アイゼンもよくききました。
迫力を増す中岳と阿弥陀岳。
文三郎尾根分岐に着きました。
阿弥陀岳は右、赤岳は左へ。
ここから見る稜線と阿弥陀岳はいつ見ても素晴らしい!
しかし夏も含めてこのルートは未踏です…
ここから更に斜度は増します。
ひぇ〜。なかなかの高度感。
夏は岩場で鎖もあるとこです。
山頂まであとちょっと…
この後 稜線へ出ます。
着いた!! 絶景が広がります。
山頂はめっちゃ寒いです。冷たすぎる風は殺傷能力じゅうぶん。ホントに目しか出せない勢いです。
長居はできないのでとっとと下山します。
山頂を越え地蔵尾根を目指します。
赤岳天望荘はもちろん冬季休業。
赤岳山頂を振り返る。なんか圧がすごい…汗
こちらも変わらず厳かな雰囲気の阿弥陀岳。
眼下には行者小屋や赤岳鉱泉。
早く戻ってコーヒー飲みたい…。
しばらくしてまた振り返ると、脇に富士山が!
赤岳天望荘の先の地蔵の頭から地蔵尾根を下ります。
が、なぜか写真はこの後いきなり樹林帯へ…
寒さでケータイのバッテリーが一時的に死んだのかもしれません(ー ー;)
無事行者小屋に着いた後、昼食をとりテント撤収し下山。
ちょっとだけ遠回りですが、赤岳鉱泉経由の北沢ルートで帰りました。
美味しそうなアイスキャンディー。
道行く人もみな興味しんしん。
その後無事下山。赤岳小屋までクルマで入れたので、だいぶ楽できました!
美濃戸口のオーベルジュ(宿泊施設付きレストラン)、J&Nさんとこのハスキーと戯れるYさん。
まとめ
ピッケル&アイゼンワークになれた人なら、そんなに難しくないと思います。晴れていれば絶景が広がるので、雪山を始めたら一度はチャレンジして欲しいと思います。
テント泊はホントにシャレにならない寒さですが、赤岳鉱泉は通年営業してるので、寒いの嫌な人にはおすすめです。
どうでもいいけど、やっと2016年突入…
寒さとハードな日帰りにシビれた、初の冬の赤岳!
⬇︎もしよければ応援お願いします(^^)
温泉
角間(かくま)温泉 岩屋館
この時は白樺湖畔に後泊して、翌日は上田市の辺りをうろうろとドライブしてました。その帰りに寄った温泉です。
新潟、群馬方面の方にはいいんですが、関東から八ヶ岳に来た方々には全く参考になりません(^^;)
自然に囲まれた雰囲気のいい宿で、茶褐色の炭酸泉もよかったです。
しかし2019年の台風の影響で休業しているとか…
再開したらぜひもう一度行きたい!
【個人的おすすめ度…★★★★☆】
【自分用山行データ】
山行回数:86 踏破数:92 百名山:27 撤退:4