登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【フキクサ山〜万丈塔】くじゅう連山の展望台!絶景の山頂&男池湧水を歩く《日帰り登山》2024年5月18日

フキクサ山    万丈塔

ふきくさやま  1309m     ばんじょうとう  1190m

アクセス

大分自動車道  湯布院ICより40分。

男池駐車場《無料、約200台、トイレ 有》

ルート

男池駐車場〜展望所〜フキクサ山〜万丈塔〜名水の滝〜男池湧水〜男池駐車場

標準コースタイム  4時間

f:id:NACK-y:20240908234609j:imageYAMAP / ヤマップ | 登山をもっと楽しく、登山情報プラットフォーム

難易度    …初中級

危険箇所はありませんが、ところどころ急登や道が不明瞭なところがあります。

※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。

  • 天気:晴れ
  • メンバー:単独
  • 行動時間:3時間39分(休憩、男池散策等含む)

 

 

フキクサ山はくじゅう連山の北東にある山です。

ここら辺は、フキクサ山から東へ ながみず山や花牟礼山(はなむれやま)と山がいくつか連なっています。

 

しかーし、そっちまで縦走しちゃうと後で1時間半もの車道歩きが待っています。

それはだる過ぎるので、サクっと2つ終わらせて 男池(おいけ)でも散策します。

 

f:id:NACK-y:20240909023518j:image男池(おいけ)駐車場を利用します。

 

こんなところにこんな広い駐車場が… と思いましたが、ミヤマキリシマのシーズンに 平日でも満車になっていて腰を抜かしました。


f:id:NACK-y:20240831021054j:image登山口は駐車場の真横。

駐車場から車道出てすぐ左です。


f:id:NACK-y:20240831021011j:image真っ直ぐがフキクサ山方面、右は万丈塔方面。


f:id:NACK-y:20240831020843j:image支尾根のような道をダラダラと登って行きます。

 

マイナーな山とばかり思っていましたが、ことのほか道は整備されていました。


f:id:NACK-y:20240831021305j:imageピンテもばっちり。

ってここだけこんなにいっぱい。何があったんや…


f:id:NACK-y:20240831020824j:image急登。ぜーはーいっちゃう。


f:id:NACK-y:20240831021418j:image急登の後はゆるやかな道が続きます。


f:id:NACK-y:20240831021214j:imageこーいうの何? 茅? 竹?

何にしてもここで前のめりに倒れたら いっぱい刺さりそう…


f:id:NACK-y:20240831021333j:image芝生っぽいとこに出ました。植生がコロコロ変わりますね。


f:id:NACK-y:20240831021356j:imageポツンとミヤマキリシマ。


f:id:NACK-y:20240831021226j:image突然 豪快に景色が開けました。

正面左に見えるのは涌蓋山(わいたさん)。

 


f:id:NACK-y:20240831021058j:imageくじゅうもばっちし。


f:id:NACK-y:20240831020951j:imageワイドで。ここほんとイイ(*°∀°)=3

 

でもここは山頂でもなんでもないんです。


f:id:NACK-y:20240831021322j:imageなので先へ。


f:id:NACK-y:20240831021146j:imageこの辺も高低差は少なく 楽勝ムードです。


f:id:NACK-y:20240831021009j:imageこれは「ヌタ場」かな?

ヌタ場とは、シカやイノシシがそこでゴロンゴロンして、ダニなどを取るところです。


f:id:NACK-y:20240831021234j:imageちょっと道が分かりづらい所もありますが、ピンテを頼りに歩きます。

 

まー基本 稜線歩きなんですが。


f:id:NACK-y:20240831021036j:imageここにもポツンキリシマ。


f:id:NACK-y:20240831021149j:imageキレイに咲いてますね。


f:id:NACK-y:20240831020941j:image山頂です。地味です。悲しいほどに地味です。

 

あまりに地味すぎて なんか無いかと、YAMAPを見てみると まだ先に稜線が続いているので、ちょっと歩いてみます。


f:id:NACK-y:20240831020953j:image踏み跡がしっかりあるじゃん。


f:id:NACK-y:20240831020934j:image行き止まりっぽい所で、北側に少し展望がありました。


f:id:NACK-y:20240831020921j:imageあの中腹にメガソーラーを携える あわれな山は福万山ですね。

 

戻って地味な山頂を通過し、さらにあの展望所まで戻りました。

f:id:NACK-y:20240831021209j:imageやっぱ休憩するならここですね。

 

では お次の万丈塔へ向かいます。


f:id:NACK-y:20240831021353j:imageふきくさ山方面から来てるので 分岐は左へ。


f:id:NACK-y:20240831021211j:imageここもテープ増量中。迷いやすいのかな?


f:id:NACK-y:20240831021302j:imageいきなり すんごく急になります。


f:id:NACK-y:20240831020856j:image山全体の角度が凄い。しかも若干 藪っぽい。


f:id:NACK-y:20240831021136j:imageあとちょっと。

ばんじょーっ と気合いを入れます(?)


f:id:NACK-y:20240831021006j:image万丈塔(ばんじょうとう)、着きました!

 

「万丈」とは非常に高いという意味なんで、非常にに高い塔に見立てられたのが由来なんでしょーね。知らんけど。


f:id:NACK-y:20240831020958j:imageそしてここも絶景。

左から黒岳、大船山(たいせんざん)、北大船、平治岳(ひいじだけ)、三俣山(みまたやま)ってとこでしょうか。


f:id:NACK-y:20240831021001j:imageギリギリ涌蓋山も。


f:id:NACK-y:20240831021125j:image無いはずの方へ道があります。

逆側の景色でも見えるのかな? ちょっと行ってみます。


f:id:NACK-y:20240831021346j:imageあったのは三角点でした。

マニアはタッチしとかないと 気がすまんでしょう。

 

では名残惜しいですが下山します。


f:id:NACK-y:20240831020908j:imageくじゅうに突っ込んで行きます。


f:id:NACK-y:20240831020845j:image急な尾根を降りて行く…

 

f:id:NACK-y:20240908161053j:image途中で振り返ると万丈塔がシャキーン。

下の方へ降りてくると藪に突入。

道 合ってんのか? と思いましたが…


f:id:NACK-y:20240831021108j:image藪の中にピンテ発見。

 

f:id:NACK-y:20240908162355j:imageしばらく わさわさ泳ぎます。


f:id:NACK-y:20240831021244j:image気づくと右の方にピンテが。

いつからそっちが道だったか分かんないけど、藪から脱出。


f:id:NACK-y:20240831021016j:imageまた藪で行き止まり。

周囲の踏み跡は乏しく、ここでYAMAPを確認。

 

実は今回、YAMAPの2枚の地図ダウンロード制限を超えていたので「地図なし活動」でした。

なのでYAMAPでは現在地のみ確認で、スクショしといた地図と照らし合わせながら、道は自分で探さないといけません。

 

道は右手前の谷へ向かっているので、地形を確認しながら歩きます。


f:id:NACK-y:20240831020832j:image道あった。


f:id:NACK-y:20240831020827j:image地図にも堰堤(えんてい)マークがあったので間違いない。


f:id:NACK-y:20240831021404j:imageあとはこの舗装路を… って落石こえーよ( ;゚Д゚)

早歩きで通り過ぎます。


f:id:NACK-y:20240831021348j:image駐車場まで戻って来ました。

 

しかしまだ終わりではなく、このまま滝や湧水の見学会へとしゃれ込みます。


f:id:NACK-y:20240831021216j:image車道を左の方へ歩いて行きます。


f:id:NACK-y:20240831021351j:image5分くらいで入り口に到着。


f:id:NACK-y:20240831021249j:imageうつくし作戦中です。


f:id:NACK-y:20240831021310j:imageおおっ うつくし〜


f:id:NACK-y:20240908183817j:image名水の滝です。

f:id:NACK-y:20240831021106j:image目の前に木道が通っていて、間近で観られます。


f:id:NACK-y:20240831021116j:imageこの木道で対岸に渡ります。


f:id:NACK-y:20240831021401j:image木段を登って降りて、

f:id:NACK-y:20240831021028j:image遊歩道へ。ここを歩いて男池(おいけ)へ向かいます。


f:id:NACK-y:20240831021014j:image川沿いの道で、よく整備されています。

 

しかし災害の影響か、川はちょっと荒れてるように感じました。


f:id:NACK-y:20240831021131j:image対岸の淵がえぐられています。


f:id:NACK-y:20240831020906j:image根っこがびろーん。

あの辺の木は養分が摂取できないんじゃ…


f:id:NACK-y:20240831021252j:image川に取り残された木とかいるし。

淵から倒れずに上手くスライドして来たのかな?


f:id:NACK-y:20240831021041j:image苔がキレイ。

 

こんな苔むした森を見ると「ジブリの世界みたいだ〜」と連想する人が多いですが…

自分もです(^^)

f:id:NACK-y:20240831021228j:imageこだまや小トトロが脳内再生されます。


f:id:NACK-y:20240831021204j:image休憩スペース。

かと思ったら、この裏に男池湧水があります。

 

最初 気づかず通り過ぎちゃいました。


f:id:NACK-y:20240831020858j:image戻って来て撮影(^^)

写真じゃ分かりませんが、下からぼこぼこと水が湧いています。

 

f:id:NACK-y:20240908215234j:image湧水地まで舗装されています。

この近くには黒岳の登山口もあります。


f:id:NACK-y:20240831020851j:imageゴール!

駐車場は広く、クルマ停めたところはかなり遠いけど…

まとめ

途中の展望地や万丈塔はくじゅう連山の展望が素晴らしいです。

少し藪もありましたが、おおむね歩きやすい道でした。

 

名水の滝や男池湧水も自然を身近に感じられるスポットで、山に登らない人にもオススメです。

 

ミヤマキリシマの平治岳&岩の黒岳

 


 

温泉

やまなみ牧場  まきばの温泉館

露天風呂もある源泉掛け流しの濁り湯。よく来ますが、のんびりした気分になれる温泉です。

【個人的おすすめ度…★★★☆☆】
f:id:NACK-y:20240908222845j:imageまきばの温泉館 | 施設ご案内 | やまなみ牧場は九重高原にある観光牧場です

 

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【自分用山行データ】

山行回数:195   踏破数:228   百名山:39   撤退:6