登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【雁ヶ腹摺山】金山鉱泉からの、姥子山にも登頂。でも道にも迷い下山は暗くなっちゃっいました…《日帰り登山》2016年12月16日

雁ヶ腹摺山

がんがはらすりやま  1874m

大菩薩連嶺 山梨百名山 秀麗富嶽十二景

アクセス

中央自動車道  大月ICより20分。

金山登山口 駐車スペース。

ルート

金山登山口〜金山峠〜白樺平〜雁ヶ腹摺山〜姥子山〜金山峠〜大垈山分岐〜金山登山口

標準コースタイム  7時間30分

難易度 …中級

危険箇所はありませんが一部ルートが不明瞭でした。

現在、金山登山口〜金山峠間の沢沿いのルートはあまり使われていないようです。

※難易度はあくまで私の主観です。

  • 天気:晴れ
  • 人数:2人(O)
  • 行動時間:不明。休憩や道迷い入れて8時間半くらい?

f:id:NACK-y:20210804073721j:imagehttps://www.yamareco.com/yamapla/

 

雁ヶ腹摺山はちょっとマイナー感のある山ですが、大月市の秀麗富嶽十二景(しゅうれいふがくじゅうにけい)に選ばれている展望の良い山です。

 

山名の由来は、渡り鳥の雁(がん)が腹を摺(す)るようにこの山を越えるかららしいです。

 

この辺りはどんだけ雁が腹をするのか知りませんが、周辺には笹子雁ヶ腹摺山牛奥の雁ヶ腹摺山など同じ名前の山が存在します。

そして雁ヶ腹摺山シリーズは全て秀麗富嶽十二景です。

 

今回のノーマル雁ヶ腹摺山は西側の大峠から短時間で登れますが、物足りなさ過ぎるのでちょっと時間かかりますが、南側の金山鉱泉から登りました。

 

f:id:NACK-y:20210807234507j:image金山鉱泉山口館の少し先に数台車が停められるスペースがあります。

ちなみにこの山口館はすでに閉館されているようです。

 

駐車スペースからしばらく舗装路を歩きます。

 

f:id:NACK-y:20210808002510j:image林道終点の先が登山道になります。


f:id:NACK-y:20210808133148j:imageなんか序盤からけっこう道が荒れてて焦ります。 

 

渡渉も何回か繰り返しますが…
f:id:NACK-y:20210807234522j:image渡れん…汗

ジャンプ出来そうな気もしましたが、落ちたらとてつも無く冷たそうなのでやめます。

少し上流の方へ移動して渡れる所を見つけました。


しばらくすると沢から離れ急な登りになります。


f:id:NACK-y:20210807234531j:imageどっち? リボンはあるけど道が分かりづらい。

 

地図を見るとルートは谷筋を上がっているので、そのまま谷筋を登って行きました。


f:id:NACK-y:20210807234615j:image良かった、合ってたっぽい。

 

当時もこのルート大丈夫かぁ? と思ってましたが、現在この道は破線ルートになってました。

んー、やっぱり(^^;)

 

と、ようやく金山峠に到着し一息。

この後、金山峠→百間干場→登り尾根→白樺平…と進みますが、なんと写真が全く残ってませんでした 泣。

 

写真ないとなかなか記憶が甦りませんが、登山口から金山峠間と違い、金山峠〜山頂間は道も分かりやすく登りやすかったと思います。

林道を渡るところが何ヵ所かあったので注意です。


f:id:NACK-y:20210807234605j:imageで、いきなり山頂です。

 

f:id:NACK-y:20210808144556j:image富士山キレイ過ぎ!!


f:id:NACK-y:20210808144553j:imageなんと、五百円札に描かれた富士山の撮影地なんですね。

五百円札かぁ 懐かし… いやいや! し、知りませんよ そんなもの!

さ、時間があまりないので休憩は手短にし、すぐ出発。

 

しかしせっかくなので、40分ほど余計にプラスですが、姥子山には寄って行きます。

白樺平の分岐を左に進み、さらに舗装路を越えます。

 

姥子山は双耳峰で、東峰の方が景色がよかったです。

 

f:id:NACK-y:20210808154830j:image富士山いーね!

 

f:id:NACK-y:20210808155007j:imageと思ったら、ここも秀麗富嶽十二景。


f:id:NACK-y:20210808154834j:image東方面。なんだ、雁ヶ腹摺山より展望いいじゃん!


f:id:NACK-y:20210807234518j:image雁ヶ腹摺山。

 

姥子山は地図では「おばこさん」(お馬鹿さん みたい…)。山頂標では「うばこやま」。どっちが正解ですかね?

ちなみに大月市の観光案内のHPも「うばこやま」でした。


時間ないのでここからはペース上げて降ります。

登りで使った沢ルートでの下山はヤバそうなので、大垈山分岐経由で降ります。


f:id:NACK-y:20210807234622j:imageしかし、こんな鉄塔を過ぎて、

 

f:id:NACK-y:20210808160134j:imageこんな写真を撮ってすぐのことでした。

 

この鉄塔の先の道を右(南)に進んで、尾根を降りている時に「こんな方向に、こんな降りるかな?」と違和感を感じました。

 

地図を見ると、ルートは大垈山(おおぬたやま)へ向かい道は緩やか。こりゃ違うな!

f:id:NACK-y:20210808162434j:image鉄塔の近くまで戻ってみると、東へ向かう道がありました。

 

南方向への道の方がハッキリしていたので、なんの迷いもなく進んでしまいましたが、たぶん作業道ですね。

危ない危ない…汗

 

こんなタイムロスもあり大垈山の尾根を降りている時に、辺りは薄暗くなって来ました。


f:id:NACK-y:20210807234612j:image富士山キレ〜 と言ってる場合ではありません。

 

尾根ルート取り付き部からは急な下り坂。


f:id:NACK-y:20210807234511j:image写真ほど暗くはなかったですが、念の為ヘッデンビーム!

 

「あっ 車が見えた!」と、なんとか駐車場の近くまでたどり着きましたが、目の前には沢がサワサワと流れてる。

辺りはだいぶ暗く、渡るところが分からない…。今度こそ飛ぶか?

 

いやいや、渡るトコあるっしょーと、しばらくウロウロしたのち、やっと小さい橋を見つけたのでした(^^;)

 

まとめ

富士山の絶景には満足でしたが、ロングコースに加え、登りの荒れた道や下りの道迷いで、想像以上に時間がかかってしまいました。

出発もちょっと遅かったんで、冬の長時間山行は早出早帰りが大事と、改めて反省…

でも今度来るときは大峠からサクッと登ろーっと!

 

 

こちらも十二景の仲間の一つ。快晴&絶景でした!

 

 

⬇︎もしよければ応援お願いします(^^)

にほんブログ村 アウトドアブログ 登山へ
にほんブログ村

 

温泉

芭蕉  月待ちの湯

どこへ行ったか失念しましたが、何度か行ってる定番のここじゃないかと。

山あいの落ち着いた雰囲気に癒され、のんびり出来ます。

【個人的おすすめ度…★★★☆☆】

都留市温泉 【芭蕉 月待ちの湯】公式サイト 温泉 山梨 都留市

 

【自分用山行データ】

山行回数:111   踏破数:111   百名山:32   撤退:5