登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【伽藍岳〜内山】迫力の火口とズルズルの内山。下山後は塚原温泉でまったり!《日帰り登山》2022年8月31日

伽藍岳    内山

がらんだけ  1045m    うちやま  1275m

大分県    大分百山

アクセス

大分自動車道  由布岳スマートICより10分。

伽藍岳登山口 駐車場《4〜5台、無料、トイレ 無》

ルート

伽藍岳登山口〜塚原越〜伽藍岳〜塚原越〜内山〜塚原越〜登山口

標準コースタイム  3時間55分

f:id:NACK-y:20220909012849j:imageヤマプラ - 「山と高原地図」で登山のプランを作ろう! - ヤマレコ

難易度    …初中級

塚原越〜内山間で少し急な所があります。濡れていると下が滑るので要注意です。

伽藍岳だけなら初心者でも楽勝です。

※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。

  • 天気:晴れのち雷雨
  • 人数:単独
  • 行動時間:6時間28分(休憩、雨宿り等含む)

 

 

伽藍岳は「がらんだけ」と読みます。この山は常に噴煙がもくもく出ていて、その姿を鶴見岳から見た時から登ってみたいと思っていました。

登山口近くに温泉があるのもグッドだし!

 

f:id:NACK-y:20220909021419j:image登山口の目の前に、数台停められるスペースがあります。

 

f:id:NACK-y:20220908033745j:image登山口

温泉や火口見学の人は、左からクルマで もーちょい奥へ行けます。


f:id:NACK-y:20220908033958j:imageスタートからしばらく作業道が続きます。

こういう所はあんまり長々と歩きたくない…


f:id:NACK-y:20220909031647j:image景色が一変し、山の中腹からモクモクと噴煙が出ているのが見えてきました。


f:id:NACK-y:20220908033621j:image山頂はガスが少しかかっています。

雲か噴煙か分からんけど(^^;)


f:id:NACK-y:20220908033759j:imageちなみにこの日の天気予報は晴れのち雨。


f:id:NACK-y:20220908033838j:image中腹にちらほらと緑が生えてます。

こんだけ火山性の噴煙が上がってるのに不思議ですね。


f:id:NACK-y:20220908035610j:image登山道は噴火口跡の中って感じです。

 

今噴火したら特等席で見学できますね。最後の噴火は1000年以上前らしいですが。


f:id:NACK-y:20220908033705j:image塚原越までずっと歩きやすいです。

ガスってるけど 汗。


f:id:NACK-y:20220908033718j:image30分弱で塚原越。色々な分岐点になっています。


f:id:NACK-y:20220908033633j:image案内板はテプラ 笑。伽藍岳へ向かいます。


f:id:NACK-y:20220908033702j:image景色はぼんやり。


f:id:NACK-y:20220908033816j:imageここもしばらく歩きやすい。おっ 晴れ間が。


f:id:NACK-y:20220908033810j:image振り返ると内山&由布岳。晴れて来たし!


f:id:NACK-y:20220908033618j:imageようやく登山道らしくなって来ました。


f:id:NACK-y:20220908035558j:imageと思ったら「山頂まで5分」の看板。


f:id:NACK-y:20220908033832j:image山頂着いちゃいました!


f:id:NACK-y:20220908033841j:imageまたモヤモヤしてます…。

直下から噴煙が上がってますが、違うよな(^^;)

 

f:id:NACK-y:20220911012251j:imageでも晴れそうだな〜、と粘っていると…


f:id:NACK-y:20220908035552j:imageキタコレ! 内山&由布岳がハッキリ見えました。

鶴見岳は左の雲の中ですね。

 

さて、どーするか? 天気予報は午後から雨。西峰含めて伽藍岳だけかなーと思ってましたが、内山行っちゃおうかな?

 

最近天気予報はあんまり当たらず 降らないパターンが多いし、降っても1ミリ程度の予報…

うん、ウッチー(内山)へ行っちゃいましょ〜

頼むぞ、晴れ男の俺氏。

 

西峰へは行かず内山へ向かいます。
f:id:NACK-y:20220908035555j:image塚原越を直進!


f:id:NACK-y:20220908035607j:image火口の上部を歩いて行きます。


f:id:NACK-y:20220908033847j:imageしばらくは平坦。


f:id:NACK-y:20220908033853j:imageなんか不味そうなキノコ… もちろん食べません。


f:id:NACK-y:20220908033742j:imageこっちは目玉みたい… これも食べません。


f:id:NACK-y:20220908033955j:imageこ、これは? なんかの実?? 15cmくらいあります。

これも食べるのはやめときましょう。


f:id:NACK-y:20220908033612j:image痩せ尾根を歩きます。


f:id:NACK-y:20220908033750j:image登山道のすぐ脇に崩れた崖が 汗。

ガスって下が見えないのにコワイ…。


f:id:NACK-y:20220908033636j:image危なげな所をロープを頼りに歩きます。


f:id:NACK-y:20220908033650j:imageおっ これは美味しそう(^^)

食べませんけどね…

 

この先から徐々に急になっていきます。


f:id:NACK-y:20220908033850j:imageロープが出てきました。使うほど急じゃないですが。

下がぬかるんでたら、下山は大変そう…


f:id:NACK-y:20220908033730j:imageわかりやすい案内  笑。


f:id:NACK-y:20220908035549j:image急なところがもーちょい続きます。


f:id:NACK-y:20220908033844j:image辺りはいっそう幻想的になってきました。


f:id:NACK-y:20220908033721j:imageうっすら景色が。きっと晴れるよね…?


f:id:NACK-y:20220908033602j:image急なところが終わると歩きやすい道に。


f:id:NACK-y:20220908033712j:imageまた謎の大きい実?が。

さっきよりも たわわに実ってます。


f:id:NACK-y:20220908035601j:image苔むした岩が廃墟のような佇まい。


f:id:NACK-y:20220911195321j:image山頂手前に、舟底・鶴見岳への分岐が。

 

でも地図だと大平山行きの分岐っぽいけど…  どちらにせよ通行止めとなっています。


f:id:NACK-y:20220908033559j:imageフウロソウの一種。

よく知りませんが、地域にちなんだりして「◯◯フウロ」ってのがいっぱいあるようです。

 

そして急に景色が開けて、いかにも山頂な所に出てきました。


f:id:NACK-y:20220908035616j:imageさあ来い、絶景カモン!


f:id:NACK-y:20220908033641j:imageちーん…

 

まっちろです  泣。とりあえずお腹は空いたので昼飯休憩です。

時折雨がパラつくも 強くなる気配はなく、ヤバそうなグレーの雲もないので、ご飯食べながらちょっと粘ってみます。


f:id:NACK-y:20220908035538j:imageダメだ…


f:id:NACK-y:20220908033538j:imageこれが限界かー。

 

そして3度目くらいのパラパラ雨がパラパラじゃなく、ザーっと降りだしやがりました!

もう引き上げようと思ってた時なので、スタコラサッサと樹林帯に逃げ込みレインウェア装着。

 

樹林帯に入ると雷もゴロゴロ…

降りてる最中、ピシャーっと一発近い所に落ちたっぽいです( ;゚Д゚)アウッ


f:id:NACK-y:20220908033819j:image樹林帯でも雨はしのぎきれず。

 

行動中でのこんな雷雨は、10年前の中央アルプス縦走中以来ですね。

あの時は稜線上で逃げ場もなく、とてつもなく恐ろしい思いをしました…(あれ以来ちょっと雷恐怖症…)

 

あの時よりは全然マシですが、足元のズルズル地獄には手を焼きました。


f:id:NACK-y:20220908033615j:imageこの先かな、あの急坂は…

 

急な所はほとんどロープがあったので、ゆっくり降りればなんとかなりました。

手が泥だらけになったので、写真はありません(^^;)

こんな泥だらけは、小学生以来じゃないかと思いました  笑。


f:id:NACK-y:20220908033912j:image小雨になり別府湾が見えました。


f:id:NACK-y:20220908033556j:image登りの時、ガスでほとんど見えなかった崖。

下まで見えて玉ヒュンです。


f:id:NACK-y:20220908033829j:imageおっ 鶴見岳も見えましたね〜

って、小雨になっても雷は止まず。なんか追っかけて来てるみたいです。


f:id:NACK-y:20220908035535j:image火口近くまで戻りました。

 

しかしまたこの辺で少し雷雨が復活したので、雨宿り待機。雷がこわいな…


f:id:NACK-y:20220911211049j:image最後に伽藍岳をパシャリ。

雷雨が弱くなったのを見計らって、そそくさと退却!

 

まとめ

やはり山の天気は読めませんね。山の天気は豹変するというのは常識ですが、自身がほとんどそんなケースに遭遇しなかったせいか、油断してました。

 

もちろんレインウェアやツェルト、その他諸々 常備してますので、慌てることはありませんでしたが、以前の体験から雷はちょっとコワイな…

 

伽藍岳の迫力ある火口は見られましたが、内山の絶景を見にリベンジマッチせねばなりませんね!

 

 

鶴見岳からももくもく見える!

 

 

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温泉

塚原温泉  火口乃泉(かこうのいずみ)

登山口からクルマで1分。自然に囲まれた温泉。ここから火口見学もできます。

辺りは硫黄の匂いが立ち込めているので、てっきり硫黄泉かと思ってたら「酸性-含硫黄・鉄・アルミニウム-カルシウム-硫酸塩泉」だそうです(なげー)。

 

雰囲気も良くいいお湯なので、雨に打たれた身体がとろけるように癒されました。

【個人的おすすめ度…★★★★☆】

f:id:NACK-y:20220911214631j:image【公式】塚原温泉・火口乃泉(かこうのいずみ)|大分県由布市湯布院町・源泉掛け流しの薬湯

 

【自分用山行データ】

山行回数:141   踏破数:149   百名山:33   撤退:5