平治岳 北大船山 黒岳
ひいじだけ 1643m きたたいせんざん 1706m くろだけ 1587m(高塚山)
くじゅう連山 九州百名山(黒岳)
アクセス
大分自動車道 湯布院ICより40分。
男池駐車場《無料、約200台、トイレ 有》
ルート
①日目 男池駐車場〜平治岳分岐〜平治岳〜南峰〜大戸越〜坊ガツル〜法華院温泉〜立中山〜法華院温泉[入浴]〜坊ガツル[テント泊]
標準コースタイム 6時間40分
②日目 坊ガツル〜段原〜北大船山〜段原〜風穴〜高塚山〜天狗岩〜風穴〜ソババッケ〜男池駐車場
同CT 8時間10分
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難易度 …中級
平治岳の登り(破線ルート)、米窪からの下り、黒岳の登りなど、急な箇所がいくつかあります。
天狗岩の岩場もちょっと危ないです。苦手な方はやめた方がいいかもです。
- 天気：①日目 曇り時々晴れ ②日目 晴れ時々曇り
- メンバー：単独
- 行動時間：①日目 6時間27分(休憩・テント設営含む、入浴含まず) ②日目 7時間27分(休憩等含む、テント撤収含まず)
今回も前回に続き、ミヤマキリシマが見頃な くじゅう連山の山行記録をお届けします。
くじゅうは何回か登ってますが、平治岳と黒岳は未踏。
と言ってももちろん このミヤマキリシマのシーズンを待っていました。
ミヤマキリシマの時期はくじゅう、特に平治岳は大変混み合うと風の噂で聞いていましたが、まあ平日なんで楽勝っしょー
と、男池(おいけ)駐車場に着くと…
満車ーっ( ;ﾟДﾟ ) 超満員札止めです。
平日なのにー みんな仕事は？？
第1第2、どっちの駐車場もいっぱい。やべぇ…
しかし、奇跡的に第2の奥に1台分のスペースがありました。
登山口は男池園地内にあり、入口までちょい歩きます。
途中にトイレもあります。
路駐も隙間なく奇麗にびっしり。
ほんとにギリギリでした。
ミヤマキリシマシーズンなめてました…
100円の清掃協力金を支払います。
登山届けのポストも近くにあります。
園地に入ると森がモリモリ。
黒岳の森林は原生林で「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれています。
ちゃんと残りましたね〜
ここを右に行けば登山道になります。
なので実質上ここが登山口かな？
苔がキレイ。
今ならまだ 男池経由で引き返せます。
急に現れる沼地のような広場。
モンスターとか出そうなので足早に去ります。
バイケイソウかな？
あちこちに生えていましたが、花が咲いてるのはここだけでした。
ほんとジブリ級の苔がイイです。
侵食された沢の様な道。
かくし水。
全然オープンな場所にあります。しかし注水口から水が出てませんでした。
この辺は岩、根っこ、黒土(滑るやつ)などで歩きづらい。
平治岳への分岐が出てきました。
この道は 山と高原地図には載っておらず、YAMAPでは破線ルートです。道標もありません。
ちょっとキツイ登りですが、大戸越経由より15分ほど時間短縮が望めます。
ということで、久々のテント装備で すでにぜーはー言ってましたが、この近道ルートで行ってみます。
最初は緩め。
踏み跡バッチリ、ピンテも完備です。
急になって来た。
葉っぱ隊があてがうやつみたいな葉っぱが いっぱい生えてます。
更に急に。だいぶぜーはー言っちゃいます。
右から吹く涼しい風が助かる。
でも足元は滑るコレ。
お願い やめて 勘弁して…
それにしてもこのルート、道も明瞭で歩いてる人もそこそこいて なんで破線ルートなんかな？
斜めに登って行く道になって来ました。
その後、平坦になって こりゃ快適と思ったら…
茂みの奥からいきなり人混みが。
山頂です！
西に伸びる稜線に人がいっぱいいるので行ってみます。
ミヤマキリシマ咲いてますね〜
ちょっと雲が多くて残念だけど。
ミヤマキリシマの隙間を縫うように歩きます。
もはや迷路。戻れなくなったらどーしよ…
個室のような隙間で休憩する人も。
稜線の端っこ辺りから坊ガツルと三俣山。
振り返ると あらキレ〜(*°∀°)=3
南側の斜面がピンクに染まってます。
テレビの取材も来てて、この日のニュースで満開と報じていたようです。
いったん山頂戻って南峰目指します。
ここもミヤマキリシマをかき分けるように進みます。
途中で振り返ると、あらまたキレイ！
とにかくこっちの斜面に集中して咲いてるようです。
てことでコルの辺りで休憩。
ここでの昼食は満足度高い(^^)
南峰周辺も迷路です。
端っこの岩の上に立つと良い眺め。
坊ガツル アップ。
後であそこにテントをおっ立てます。
北大船山。
平治岳山頂方面。桜でんぶみたいですね。
では大戸越目指して降りて行きます。
登りと下りで道が違います。
急ですが さくさく歩けばすぐです。
大戸越が見えてきました。
大戸越到着。
十字路になっていて かつ広いので、休憩する人たちなどで賑わってます。
ちなみに「大戸越」はなんと「うとんごし」と読みます。何でや？？
平治岳を見上げる。
ここにいた地元の方の話によると、当たりの年は左の斜面が全部ピンクに染まるのだとか。
あしゅら男爵(古い)チックな平治岳 見たかったですね。
では坊ガツルへ向かいます。
すぐにこんな感じのイヤ〜な道に。
ズルズルです。
ゴロゴロもあります。
そしてグチャグチャも。
最後までほぼズルグチャです。
こんな運動が行われていますが…
この感じでは 焼石に1石って気がしますね。
坊ガツル到着。
さすがにテント多いですね。
なんつってもここのテン場はタダですからね。
いつもの場所にテントを張ります。
予約などしてないのに 何故かいつもあいています(^^)
今回はテントの数がほんと多い。
テント張った後はのんびり温泉と思ってましたが、まだ時間と体力が余っていたので 立中山(たっちゅうさん)へ登ってみることにします。
坊ガツルからは片道1時間ほどで 高低差は緩めです。
後で入る法華院温泉を経由して行きます。
法華院温泉山荘。
とりあえずスルーして鉾立峠へ。
こんなガレ場があったりします。
鉾立(ほこたて)峠。
奥は白口岳。前にあそこから下ってきましたが、急坂で大変でした。
立中山は2回目。こっちは楽です。
階段はちょっとめんどくて 一瞬後悔。
でもすぐに緩めになります。
てかミヤマキリシマ凄いやんっ
途中で立中山を見上げた時、ピンクがなかったんで期待してなかったんだけど。
嬉しい誤算。
MK(ミヤマキリシマ)もりもり。
登山道沿いにたくさん咲いてます。
戯れながら歩きます。
実はこの辺の登山道は 狭い上に足場も悪くて歩きにくいんですが…
MKがキレイ過ぎて そんなの関係ねー 笑
山頂着きました。
山頂もMKは満開。
どっちを向いても…
全部、
ピンク！
ついでに平治岳の山頂もピンク。
立中山へ登ること自体あんまり想定してなかったので、ラッキーでした。
では、温泉が待ってるので戻りましょー
サクッと到着。
小屋はかなり賑わってましたが、たまたま温泉はすいてました。
今度はご飯が待ってるので足早にテントに戻ります。
夕飯は焼肉だー
ってフライパン忘れたー( ;ﾟДﾟ)
でもこんなロケーションでの焼肉はサイコー
雲が増えて来ました…
明日の天気を心配しつつ、後編へ続く！↓↓
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