平治岳 北大船山 黒岳
後編です! 前編はこちら↓↓
ルート
②日目 坊ガツル〜段原〜北大船山〜段原〜風穴〜高塚山〜天狗岩〜風穴〜ソババッケ〜男池駐車場
同CT 8時間10分
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朝5時前、トイレに行きたくなって外に出ると いい感じの空。
晴れそ〜
ちなみにご来光はこの時で朝5時ごろ。
どこでもドアでもない限り間に合わないので、もうひと眠りして夢の中で観ます。
と 気持ちよく寝て起きると雲が…(ー ー;)チッ
今日は段原を越えて男池に戻ります。
昨日歩いた 大戸越(うとんごし)〜坊ガツルに似た感じの道ですが、それは最初の方だけです。
岩が増えたり…
急になって来ます。
立中山(たっちゅうさん)への分岐だっちゅーの。
はい すみません。
早い3人組に道を譲りました。
が、先でガス欠を起こしてました(^^)
最後は急なジグザグ。
テント装備がじわじわ効いてきます。
段原到着。
やはり曇っとる。と思いきや、北大船山の方を見ると…
晴れて来てるっ
ザックデポって のんびり北大船山に向かってみます。
大船山はまだ雲の中。
ミヤマキリシマはいい感じに咲いてます。
ちょっとずつ晴れて来てるな…
と思いつつ 大船山を振り返るともう晴れてる〜(*°∀°)=3
これにはピョン太もヒャッハー
少しずつ青空が広がっていきます。
北大船山への道は痛い。枝が腕を引っ掻いてきます。
北大船山。
先にもミヤマキリシマが咲いてそうなので進んでみます。
火口跡?越しの大船山。
奥の小ピークがMK(ミヤマキリシマ)に占領されています。
坊ガツルと三俣山。
端の方まで来ると平治岳が見えました。
ここまで来たら奥の小ピーク付近を通って 米窪の北側に出れば良かったんですが、段原にザック置いて来ちゃったんで 戻るしかない…
段原に戻るとさっきと違って青空バック。
大船山は3回登ってるからもういいや〜
では黒岳目指して降りて行きます。
米窪の淵に来ると またMKが凄い。
米窪。窪は分かるけど 米は何だ?
段原からちょっと降りて この景色ですが、人は全然おらず。
いい穴場ですねー
玉ヒュンではないけど吸い込まれそう。
北大船山。こっちから見ると美形ですね。
米窪の淵に沿って東の方へ回って行きます。
MK街道。キレイですが、ここも腕を攻撃してきます。
キレイな景色が観られたんで、左から来なくて良かった。
痛い痛いっ ほんとに狭いんですよこの道。
腕やらモモやらに枝が当たり すっかりキズモノにされました…
所々で米窪が覗き込めます。
ここは玉ヒュンな所から撮ってます。
いよいよ下りが始まりました。
急です。しかも歩きづらいし。
突然目の前に黒岳が姿を現せました。
そのすごい重圧感 やめてもらっていいですか? この後登るんですけど…( ;゚Д゚)
この分岐まで来たら黒岳の取り付きまであと少し。
着きました。
さっきのごっつい山体を見て だいぶ萎えてますが、ここまで来たら登りますよ。
グレゴリーバルトロは なんと中にサブザックが仕込まれています。
ちなみに前日の立中山もこれで行ってます。
ミニザックに最小限の荷物と 自分に気合いを入れてゴー
いきなりすんごい急。しかも全部浮石。
キテるねこれは! なかなかやべーです。
振り返ったところ。
石を落としたら一気に入り口まで行きそう。
少し平坦な所に出ると道が分かりにくい。
しかし鬼仕様のピンテに助けられます。
また急に… ザックは小さいのにえらい疲れる。
分岐。すぐ先に「高塚へ」の看板もあります。
「黒岳」は高塚山、天狗岩、前岳などの総称です。
最高峰は高塚山で、まずはそこ目指します。
よしっ
福岡のかんだ猿さんが何者か分かりませんが、信じます。
ここもルートは分かりづらい。
ピンテと自分のルーファイ能力を頼りに突き進みます。
高塚山登頂〜
MKちらほら。奥は大船山です。
このあと行く天狗岩。
白水鉱泉からのルートもキツそうですね。
では いざ天狗岩へ!
ごっついのうー
来た道戻りつつ 途中から左の方へ向かいますが、この辺もルートはやや不明瞭。
ピンテが頼り。
天狗分かれ。
この先もピンテ探しが作業の中心。
どこだどこだ〜?
そこかーいっ の繰り返し。
気づけば足元は大きい岩だらけに。
ここからはピンテなどのマーキングはなく、さらにルートは分かりづらくなってます。
正面は道がなくなりました。
右の方から回ってみます。
四足歩行で登っていきます。
あんなとこにMK…
彼はどこから栄養を貰ってるんだろ。
こえー
崖も怖いけど、岩が崩そう…
下はこんなん。コワ楽しい(^^)
ロープや鎖はなく、ちゃんとしたルートがあるのかもよく分かりません。
降りられそうか確認しながら一つ一つ岩をよじ登りました。
着いた〜
山頂は遮るものがなく 絶景です。
遠くに由布岳。
祖母傾山かな?
大船山の奥には阿蘇の根子岳。
大分市街方面。
高塚山越しの平治岳。
山頂は岩がぼこぼこなので、ゆっくり休むところはありません。
ここで居合わせた おにーさんと一緒に降りることにしました。
しかし…
2人ともどこから登って来たかイマイチ覚えておらず…
適当に降りて行きます 笑
この辺の数メートル右で人が登っているのを発見。
ムリヤリ道に復帰しました。
おしゃべりしながらサクサクと最後の急なガレ場まで来ました。
歩くのが早いおにーさん。
でも岩落としてまっせ(^^;)
風穴へ戻りました。
おにーさんに別れを告げ、私はここで休憩。
そだ、風穴のぞいてみよ。
少し降りてみましたが、岩が滑るので途中でやめときました。
この風穴は かつて蚕の保存に使われていたようです。
では 男池へ戻ります。
ここからはアップダウンはほとんどありません。
でも結構 岩ゴロで歩きづらい。
崩壊の跡ですね…
奥ゼリ。ってなんなん? 「手前ゼリ」とかもあるんかな?
とにかくここで間違って大戸越に行っちゃったら、かなりガッカリです。
男池は分岐を右です。
道はだいぶ歩きやすくなって来ます。
倒木の上の苔がキレイ。
小さい岩にも1個1個に苔がついてる。
ここはソババッケ。
前から気になってたソババッケにやっと来ました。
して「ソババッケ」とは? O次郎との関係は??(いやバケラッタじゃないし) しかし解説版などはありません。
とりあえず語源を調べてみると、ソバは山のそば・中、バッケは崖が訛ったというのが一説ですが、よくは分からんらしいです。
雨が降ると水が溜まるようです。
さあ、男池まであと1時間。ラストスパートです。
行きに使った平治岳へのルートの分岐。
かくし水。ちょろんと水が出てます。
飲まずに顔だけ洗いました。
単調な感じがダルくなって来ます。
疲れて来たし 喉も乾いたしで、早く帰りたくてペースアップしました。
男池付近に着きました。
男池は前に見たんでパス!
着いた〜
入口のすぐ近くのジュースの販売機でファンタをゲット。一気飲みしました。
水はまだ残ってましたが、下山後はやっぱ冷えた炭酸ジュースに限りますねー
九重の帰りによく寄る日輪食堂。
鶏白湯ラーメンがうまい。
よければこちらもご覧ください(^^)
景色だけの短い動画です
まとめ
とにかく平治岳や北大船のミヤマキリシマは圧巻でした。
山の斜面が こんなに広範囲に花の色で染まるなんて、なかなか無んじゃないでしょうか?
黒岳はワイルドで楽しい山でした。
くじゅうは何度来ても楽しい所です。もし来年もまだ大分に居たら、またこの時期に来たいですね!(多分居ないけど…)
温泉
九重星生ホテル 山恵の湯
九重といえばここ! 帰りと逆方向ですが、つい来てしまいました。
硫黄泉&山の見える露天風呂がお気に入りです。
【個人的おすすめ度…★★★★☆】
山恵の湯 - 九重星生ホテル
⬇︎もしよければ応援お願いします(^^)
【自分用山行データ】
山行回数:189 踏破数:217 百名山:39 撤退:6