登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【平治岳〜黒岳】男池から坊ガツルテント泊で周回。ミヤマキリシマ満開の山をめぐる!【後編】《テント泊登山》2024年6月3〜4日

平治岳    北大船山   黒岳

後編です! 前編はこちら↓↓

ルート

②日目  坊ガツル〜段原〜北大船山〜段原〜風穴〜高塚山〜天狗岩〜風穴〜ソババッケ〜男池駐車場

同CT  8時間10分

f:id:NACK-y:20240616122751j:imageYAMAP / ヤマップ | 登山をもっと楽しく、登山情報プラットフォーム

 

 

朝5時前、トイレに行きたくなって外に出ると いい感じの空。


f:id:NACK-y:20240618045541j:image晴れそ〜

 

ちなみにご来光はこの時で朝5時ごろ。

どこでもドアでもない限り間に合わないので、もうひと眠りして夢の中で観ます。


f:id:NACK-y:20240618045130j:imageと 気持ちよく寝て起きると雲が…(ー ー;)チッ


f:id:NACK-y:20240618044732j:image今日は段原を越えて男池に戻ります。


昨日歩いた 大戸越(うとんごし)〜坊ガツルに似た感じの道ですが、それは最初の方だけです。


f:id:NACK-y:20240618044714j:image岩が増えたり…


f:id:NACK-y:20240618045500j:image急になって来ます。


f:id:NACK-y:20240618044658j:image立中山(たっちゅうさん)への分岐だっちゅーの。

はい すみません。


f:id:NACK-y:20240618045357j:image早い3人組に道を譲りました。

が、先でガス欠を起こしてました(^^)


f:id:NACK-y:20240618045422j:image最後は急なジグザグ。

テント装備がじわじわ効いてきます。


f:id:NACK-y:20240618045255j:image段原到着。

 

やはり曇っとる。と思いきや、北大船山の方を見ると…


f:id:NACK-y:20240618044805j:image晴れて来てるっ

ザックデポって のんびり北大船山に向かってみます。


f:id:NACK-y:20240618045334j:image大船山はまだ雲の中。

ミヤマキリシマはいい感じに咲いてます。


f:id:NACK-y:20240618044852j:imageちょっとずつ晴れて来てるな…


f:id:NACK-y:20240618045134j:imageと思いつつ 大船山を振り返るともう晴れてる〜(*°∀°)=3

 

f:id:NACK-y:20240620014240j:imageこれにはピョン太もヒャッハー


f:id:NACK-y:20240618045338j:image少しずつ青空が広がっていきます。


f:id:NACK-y:20240618044907j:image北大船山への道は痛い。枝が腕を引っ掻いてきます。


f:id:NACK-y:20240618045314j:image北大船山

先にもミヤマキリシマが咲いてそうなので進んでみます。


f:id:NACK-y:20240618045100j:image火口跡?越しの大船山。


f:id:NACK-y:20240618044959j:image奥の小ピークがMK(ミヤマキリシマ)に占領されています。

f:id:NACK-y:20240618045257j:image坊ガツルと三俣山。


f:id:NACK-y:20240618045057j:image端の方まで来ると平治岳が見えました。

 

ここまで来たら奥の小ピーク付近を通って 米窪の北側に出れば良かったんですが、段原にザック置いて来ちゃったんで 戻るしかない…


f:id:NACK-y:20240618045434j:image段原に戻るとさっきと違って青空バック。

 

大船山は3回登ってるからもういいや〜

では黒岳目指して降りて行きます。


f:id:NACK-y:20240618045432j:image米窪の淵に来ると またMKが凄い。

f:id:NACK-y:20240618045117j:image米窪。窪は分かるけど 米は何だ?


f:id:NACK-y:20240618044927j:image段原からちょっと降りて この景色ですが、人は全然おらず。

いい穴場ですねー


f:id:NACK-y:20240618044631j:image玉ヒュンではないけど吸い込まれそう。

 

f:id:NACK-y:20240620121740j:image北大船山。こっちから見ると美形ですね。

 

米窪の淵に沿って東の方へ回って行きます。


f:id:NACK-y:20240618044944j:imageMK街道。キレイですが、ここも腕を攻撃してきます。


f:id:NACK-y:20240618044929j:imageキレイな景色が観られたんで、左から来なくて良かった。


f:id:NACK-y:20240618045214j:image痛い痛いっ  ほんとに狭いんですよこの道。

腕やらモモやらに枝が当たり すっかりキズモノにされました…


f:id:NACK-y:20240618044727j:image所々で米窪が覗き込めます。

ここは玉ヒュンな所から撮ってます。


f:id:NACK-y:20240618044656j:imageいよいよ下りが始まりました。


f:id:NACK-y:20240618045222j:image急です。しかも歩きづらいし。


f:id:NACK-y:20240618045354j:image突然目の前に黒岳が姿を現せました。

そのすごい重圧感 やめてもらっていいですか? この後登るんですけど…( ;゚Д゚)


f:id:NACK-y:20240618044817j:imageこの分岐まで来たら黒岳の取り付きまであと少し。


f:id:NACK-y:20240618045533j:image着きました。

 

さっきのごっつい山体を見て だいぶ萎えてますが、ここまで来たら登りますよ。


f:id:NACK-y:20240618044840j:imageグレゴリーバルトロは なんと中にサブザックが仕込まれています。

 

ちなみに前日の立中山もこれで行ってます。

ミニザックに最小限の荷物と 自分に気合いを入れてゴー


f:id:NACK-y:20240618044724j:imageいきなりすんごい急。しかも全部浮石。


f:id:NACK-y:20240618045102j:imageキテるねこれは! なかなかやべーです。


f:id:NACK-y:20240618044737j:image振り返ったところ。

石を落としたら一気に入り口まで行きそう。


少し平坦な所に出ると道が分かりにくい。

f:id:NACK-y:20240618045441j:imageしかし鬼仕様のピンテに助けられます。


f:id:NACK-y:20240618045132j:imageまた急に…  ザックは小さいのにえらい疲れる。

f:id:NACK-y:20240618045142j:image分岐。すぐ先に「高塚へ」の看板もあります。

 

「黒岳」は高塚山、天狗岩、前岳などの総称です。

最高峰は高塚山で、まずはそこ目指します。


f:id:NACK-y:20240618044749j:imageよしっ

福岡のかんだ猿さんが何者か分かりませんが、信じます。


f:id:NACK-y:20240618044957j:imageここもルートは分かりづらい。


f:id:NACK-y:20240618045515j:imageピンテと自分のルーファイ能力を頼りに突き進みます。

f:id:NACK-y:20240618045316j:image高塚山登頂〜


f:id:NACK-y:20240618045035j:imageMKちらほら。奥は大船山です。

 

f:id:NACK-y:20240621181628j:imageこのあと行く天狗岩。


f:id:NACK-y:20240618045005j:image白水鉱泉からのルートもキツそうですね。

 

では いざ天狗岩へ!

 

f:id:NACK-y:20240618045243j:imageごっついのうー


来た道戻りつつ 途中から左の方へ向かいますが、この辺もルートはやや不明瞭。


f:id:NACK-y:20240618045406j:imageピンテが頼り。


f:id:NACK-y:20240618044947j:image天狗分かれ

 

この先もピンテ探しが作業の中心。


f:id:NACK-y:20240618045452j:imageどこだどこだ〜?


f:id:NACK-y:20240618045530j:imageそこかーいっ  の繰り返し。

 

f:id:NACK-y:20240618045047j:image気づけば足元は大きい岩だらけに。

 

ここからはピンテなどのマーキングはなく、さらにルートは分かりづらくなってます。


f:id:NACK-y:20240618045008j:image正面は道がなくなりました。

f:id:NACK-y:20240618045109j:image右の方から回ってみます。


f:id:NACK-y:20240618044648j:image四足歩行で登っていきます。

f:id:NACK-y:20240618045219j:imageあんなとこにMK…

彼はどこから栄養を貰ってるんだろ。


f:id:NACK-y:20240618045114j:imageこえー


f:id:NACK-y:20240618044807j:image崖も怖いけど、岩が崩そう…


f:id:NACK-y:20240618045145j:image下はこんなん。コワ楽しい(^^)

 

ロープや鎖はなく、ちゃんとしたルートがあるのかもよく分かりません。

降りられそうか確認しながら一つ一つ岩をよじ登りました。


f:id:NACK-y:20240621200638j:image着いた〜

山頂は遮るものがなく 絶景です。


f:id:NACK-y:20240618045329j:image遠くに由布岳。


f:id:NACK-y:20240618044651j:image祖母傾山かな?


f:id:NACK-y:20240618044827j:image大船山の奥には阿蘇の根子岳。


f:id:NACK-y:20240618045326j:image大分市街方面。


f:id:NACK-y:20240621202410j:image高塚山越しの平治岳。

 

山頂は岩がぼこぼこなので、ゆっくり休むところはありません。

ここで居合わせた おにーさんと一緒に降りることにしました。


f:id:NACK-y:20240618045207j:imageしかし…


f:id:NACK-y:20240618045523j:image2人ともどこから登って来たかイマイチ覚えておらず…

 

適当に降りて行きます 笑

 

f:id:NACK-y:20240618045137j:imageこの辺の数メートル右で人が登っているのを発見。

ムリヤリ道に復帰しました。


おしゃべりしながらサクサクと最後の急なガレ場まで来ました。


f:id:NACK-y:20240618045525j:image歩くのが早いおにーさん。


f:id:NACK-y:20240618044859j:imageでも岩落としてまっせ(^^;)


f:id:NACK-y:20240618044704j:image風穴へ戻りました。

 

おにーさんに別れを告げ、私はここで休憩。

そだ、風穴のぞいてみよ。


f:id:NACK-y:20240618044932j:image少し降りてみましたが、岩が滑るので途中でやめときました。

 

この風穴は かつて蚕の保存に使われていたようです。


では 男池へ戻ります。

ここからはアップダウンはほとんどありません。


f:id:NACK-y:20240618045319j:imageでも結構 岩ゴロで歩きづらい。


f:id:NACK-y:20240618045507j:image崩壊の跡ですね…


f:id:NACK-y:20240618045217j:image奥ゼリ。ってなんなん? 「手前ゼリ」とかもあるんかな?

 

とにかくここで間違って大戸越に行っちゃったら、かなりガッカリです。

男池は分岐を右です。

道はだいぶ歩きやすくなって来ます。


f:id:NACK-y:20240618045149j:image倒木の上の苔がキレイ。

f:id:NACK-y:20240618045344j:image小さい岩にも1個1個に苔がついてる。

f:id:NACK-y:20240618044939j:imageここはソババッケ


f:id:NACK-y:20240618045127j:image前から気になってたソババッケにやっと来ました。

 

して「ソババッケ」とは? O次郎との関係は??(いやバケラッタじゃないし) しかし解説版などはありません。

 

とりあえず語源を調べてみると、ソバは山のそば・中、バッケは崖が訛ったというのが一説ですが、よくは分からんらしいです。


f:id:NACK-y:20240618045104j:image雨が降ると水が溜まるようです。


さあ、男池まであと1時間。ラストスパートです。


f:id:NACK-y:20240618045449j:image行きに使った平治岳へのルートの分岐。


f:id:NACK-y:20240618045238j:imageかくし水。ちょろんと水が出てます。

飲まずに顔だけ洗いました。


f:id:NACK-y:20240618044740j:image単調な感じがダルくなって来ます。

 

疲れて来たし 喉も乾いたしで、早く帰りたくてペースアップしました。


f:id:NACK-y:20240618045112j:image男池付近に着きました。

男池は前に見たんでパス!


f:id:NACK-y:20240618045027j:image着いた〜

 

入口のすぐ近くのジュースの販売機でファンタをゲット。一気飲みしました。

水はまだ残ってましたが、下山後はやっぱ冷えた炭酸ジュースに限りますねー

 

f:id:NACK-y:20240621224408j:image九重の帰りによく寄る日輪食堂

鶏白湯ラーメンがうまい。

 

 

よければこちらもご覧ください(^^)

景色だけの短い動画です

 


 

まとめ

とにかく平治岳や北大船のミヤマキリシマは圧巻でした。

山の斜面が こんなに広範囲に花の色で染まるなんて、なかなか無んじゃないでしょうか?

 

黒岳はワイルドで楽しい山でした。

くじゅうは何度来ても楽しい所です。もし来年もまだ大分に居たら、またこの時期に来たいですね!(多分居ないけど…)

温泉

九重星生ホテル  山恵の湯

九重といえばここ! 帰りと逆方向ですが、つい来てしまいました。

硫黄泉&山の見える露天風呂がお気に入りです。

【個人的おすすめ度…★★★★☆】
f:id:NACK-y:20240618044709j:image山恵の湯 - 九重星生ホテル

 

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【自分用山行データ】

山行回数:189   踏破数:217   百名山:39   撤退:6