雲取山
くもとりやま 2017m
奥多摩 日本百名山 山梨百名山
アクセス
中央自動車道 八王子ICより1時間20分。
丹波山臨時駐車場(現在、丹波山村営駐車)
ルート
①日目 小袖乗越登山口〜七ツ石山〜ブナ坂〜奥多摩小屋[テント泊]
標準コースタイム 4時間20分
②日目 奥多摩小屋〜雲取山山頂〜奥多摩小屋〜小袖乗越
同CT 4時間5分
主観的難易度… 中級
- 天気:①、②日目 晴れ
- 人数:1人
- 行動時間:両日データなし。
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初のソロテント泊にチョイスしたのはここ、雲取山です。
積雪期ですが、2回目なのと、重い荷物を背負っての急登もなく、ロングコースも泊りならそんなに大変じゃないかな… などと思案した結果です。
ロケーションのよい奥多摩小屋のテン場でしたが、こちらは残念ながら去年(2019)の3月に、小屋とともに閉鎖されてしまいました 泣。
なんとか復活しないかな…
復活や再開の噂もあますが… 続報が待たれます。
スタートは小袖乗越。今は近くに村営駐車場がありますが、当時はその駐車場が工事中で臨時駐車場に駐めました。
序盤は単調な樹林帯のため割愛… というか写真ないだけです(^^;)
しかし現在、いつの間にやら平将門 迷走ルートなるものが設定されていて、伝説を紹介する看板が設置されています。
途中七ツ石山を越えるルートを取ります。
七ツ石小屋付近からは富士山が見えます。
七ツ石山。当時はまだ立派な石碑はありません。
石尾根を右に行けば、鷹ノ巣山。
わっ トレースあるやん…。
左に行けば雲取山。こちらへ進みます。
ブナ坂で巻き道と合流し、そのまま石尾根を歩きます。
見通しのよい気持ちいい稜線歩きが続きます。
合流したとこから40分くらいで奥多摩小屋に到着です。
前述の通り2019年3月に、老朽化が理由で閉鎖されてしまいました。
テントの受付で中に入った時、確かにボロ… いや、かなり味のある感じでした(^^;)
稜線上にテント張ったあとが奇麗に残ってたので、そこに張りましたが、これはちょっと失敗でした…。
ちなみに初ソロテンといっても、みんなで登って一人だけテントってのはあったので、不安は少なかったです。
グッロケ!(グッドロケーション)
ちょうどベンチもあり、夕暮れのコーヒータイム。
富士山&サンセット。
富士山びーりゅほー!
と、気持ちよく床に就いたのですが、夜になりかなり風が出てきました。
稜線上にテントを張ってしまったので、モロに風を受けてしまいます。
バタバタと大きい音を立てテントを揺らすので、心配になって外へ出て、念の為スノーフライを埋めた雪の補強をしました。
テントの補強をし、一安心してしばらくすると…
たすたすたすっ… たすたすたすっ… とテントの周りで謎の足音。
通気口からソ〜っと外を覗くも、何者の姿も見えず… ((( ;゚Д゚)))
たすたすたすっ… とまだ聞こえる…。なんかテントの周りを回ってる感じ?
アイスホッケーのマスクかぶったおじさんとかいたらどうしよう?
でもきっと小動物! 小動物! と思い込み、一応手元に武器(ストック)を置いて寝袋に潜り込み、無理矢理眠りに落ちました。
実際、ウサギかなんかだったと思いますけどねー。チェーンソーとかで攻撃されることもなかったし(^^;)
翌日は朝から快晴!
樹林の間から朝日を望む。
奥多摩小屋から雲取山頂まで、往復1時間30分。
余計な物をテントにデポって出発!
ヨモギノ頭ピーク。
ここは巻いて行くこともできます。
降りてまた登って、次は小雲取山を通過します。
小雲取山からも素晴らしい眺め。
おおっ? こんなところに愛の告白…
いーじゃないの〜 ヽ(´ー`)ノ
小雲取山からしばらくはなだらかなトレイル。
最後の急登を登り切れば雲取山頂です!
振り返ると歩いてきた石尾根がよく見える。
まずは避難小屋があります。休憩だけしたことがありますが、広くて奇麗です。
雲取山は東京都、埼玉県、山梨県の県境に位置していて、避難小屋付近に山梨県側の山頂標があります。
んで、その先に東京・埼玉の山頂。
埼玉の山頂標とキレイな富士山。
現在、ここには東京都最高峰と彫られた立派な石碑の山頂標が建ってますが、埼玉バージョンの木の看板は取っ払われてます…
ちょっと地味な、当時の東京都バージョン。
看板の話はさておき、素晴らしい景色でした!
恒例の夏冬くらべてみました!
夏は2011年10月。
テン場に戻り「さあ撤収!」と思ったら、フライシートを埋めた雪が凍りついていました。それはもうカッチカチやぞ ってくらい…(ー ー;)
ストックの先端で、ちょっとずつ氷を砕く地味な作業に没頭すること20分…
他は問題なく下山、無事ソロテン泊を終えました。
まとめ
奥多摩小屋閉鎖は残念ですが、雲取山はホントにいい山です。
この後も同じルート1回、三条ノ湯から1回登ってますが、次こそは三峰神社からかな?
これを書いてる時にちょうど連載が終了したようですが、マンガ鬼滅の刃(未読です。そのうち読みたい!)の主人公、竈門炭治郎の出身地が雲取山という設定らしいですね。
そのうち聖地巡礼とやらで賑わうんでしょうか…?
頑張った夏の日帰り!
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温泉
丹波山(たばやま)温泉 のめこい湯
道の駅 たばやまにある温泉。広くて奇麗な施設です。
「のめっこい」とは現地の方言で「すべすべ、つるつる」という意味らしく、確かにいい泉質でした。
館内レストランにて。
山、温泉、と来れば天ざる蕎麦が定番!(自分的に…)
【個人的おすすめ度…★★★☆☆】
http://www.nomekoiyu.com/index.html
【自分用山行データ】
山行回数:68 踏破数:78 百名山:20 撤退:4