登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【倉木山】サクッと登れる由布岳の展望台。下山後は温泉でのんびり。《日帰り登山》2022年6月16日

倉木山

くらきやま  1155m    大分県    大分百山

アクセス

大分自動車道 由布岳スマートICより15分。

倉木山登山口駐車場《6〜7台、無料、トイレ 無》

ルート

駐車場〜登山口〜分岐〜直登コース〜山頂〜山腹コース〜分岐〜駐車場

標準コースタイム  1時間50分

f:id:NACK-y:20220704015728j:imageYAMAP / ヤマップ | 登山をもっと楽しく、登山情報プラットフォーム

難易度    …初級

全般的に初心者向きですが、ぬかるみ時の直登コースと山腹コースの崩落地は注意が必要です。

  • 天気:晴れ
  • 人数:単独
  • 行動時間:1時間42分(休憩等含む)

 

 

倉木山は由布岳のちょっと南にある山です。

かなりマイナーな山かと思いますが、短時間で登れるので、ユルくサクッとな気分の時にちょうどいいと思います。

 

アプローチは雨乞牧場を目指しますが、牧場自体は関係者しか入れないので看板等出ていません。

 

やまなみハイウェイで由布岳登山口から南へ数百メートル降りてくると、左へ登る細い道があるのでそこへ入ります。

狭い道を5分ほど走ると左に駐車場があります。

 

f:id:NACK-y:20220701045437j:image思ったより広い。ありがたいですね。

 

登山口は駐車場出て左、すぐです。


f:id:NACK-y:20220701045336j:image画像では分からないほど、ちっちゃ〜く看板もでてます。


f:id:NACK-y:20220701043400j:imageしばらく舗装路を歩きます。

山頂が見えてますね。


f:id:NACK-y:20220701043422j:image舗装路終了。

関係者の方が、ここまで何かを運んだり運ばなかったりするんでしょうか?

ここは右へ進みます。


f:id:NACK-y:20220701043546j:image分岐点。

道標、背景に馴染みすぎやん…。見落としそうになりました 汗。

左の急登コースから登ります。


f:id:NACK-y:20220701043332j:image気持ちいい尾根歩きかなーと思ってたら…

 

だんだん急になってきました。

急なのはいいんですが、参ったのは ぬかるんだ地面です。


f:id:NACK-y:20220701043527j:image足を踏み出す先は どこもヤバそう。

 

というかヤバかったです。ズルズル地獄です。

前日の夜まで雨が降っていたことも あると思いますが、大分は火山性の滑る黒土が多いですね。


f:id:NACK-y:20220701043505j:image少しでもストッパーになる根っこが心の拠り所…

 

両足滑ったりして進退きわまったかと思う瞬間もあり、泣きそうになりました( ;゚Д゚)

しかし気合いと よちよち歩きでクリア。


f:id:NACK-y:20220701043409j:imageまーだ続くんかい。

と、急登中はずっとこんな感じ。

 

とにかくアイゼン着けないで雪道を登ってる感じで、下りじゃなくて良かったです。


f:id:NACK-y:20220701043406j:imageふ〜  泥ゾーン終わった…

 

景色が開けてきて、振り返ったら由布岳がキレイに見えました。

f:id:NACK-y:20220701043515j:image「猫耳岳」と名付けたい…

 

由布岳の南面の奇麗な草原は、野焼きによるものみたいですね。

 

野焼きは本来 牧草地の生成のためだと思っていましたが、荒地になるのを防いだり、害虫駆除など環境維持の為に必要なようで、九州各地で行われているみたいです。


f:id:NACK-y:20220701043343j:imageそれにしても道は狭いです。


f:id:NACK-y:20220701043357j:imageわっ  こーいうの結構困る(ー ー;)

這いつくばって、障害物競争を思い出しながら通過しました 汗


f:id:NACK-y:20220701045352j:image由布岳の左に湯布院も見えてきた。


f:id:NACK-y:20220701043419j:imageT字路に出ました。

山頂は左ですが、すぐそこです。


f:id:NACK-y:20220701043538j:image山頂

でも地図見ると、手前の稜線上に最高点?(1155m)があるみたいですけど…

まっ 細かいことは気にせず、休憩しましょー。

 

しかし、山頂の展望はイマイチです。


f:id:NACK-y:20220701045450j:image木陰でまったり。

涼しいそよ風が吹いていました。


f:id:NACK-y:20220701043414j:image首を伸ばせば、隣の城ヶ岳(多分)が見えます。


f:id:NACK-y:20220701045341j:image下山は山腹コース


f:id:NACK-y:20220701043618j:image湯布院が見下ろせます。

f:id:NACK-y:20220701043431j:image城ヶ岳(多分…)。奥は九重山ですね。

f:id:NACK-y:20220701045339j:imageあぁ 樹林帯に入ってしまう…


f:id:NACK-y:20220701045355j:imageはい景色終了。

あとはずっとこんな感じです。

f:id:NACK-y:20220701043443j:image突然、苔むした岩が大量に転がっていました。


f:id:NACK-y:20220701043521j:image谷筋に沿って転がっています。

おそらく雨水の通り道なのでしょう。

 

なんか登山道に甘い香りが漂ってるなー と思っていましたが、こやつらのせいみたいです。

f:id:NACK-y:20220704173608j:imageガクウツギ

関東以南に分布。甘い香りを漂わせるようです。

 

途中、1ヶ所崩落地がありました。


f:id:NACK-y:20220701043612j:imageトラロープ掴みながら慎重に…


f:id:NACK-y:20220701043523j:image無事通過。

急登コースのズル土だったら、悲鳴をあげてましたね。

 

しかしこの山腹コースは、ずーっと緩い道が続くので楽です。


f:id:NACK-y:20220701043439j:image急登コースとは大違い(^^)


f:id:NACK-y:20220701043448j:image由布岳チラ見え。

 

山頂から30分ほどで、分岐へ戻って来ました。


f:id:NACK-y:20220701043609j:imageやはり背景に馴染む道標。

帰りも見過ごしそうになりました…。


f:id:NACK-y:20220704203129j:image舗装路を戻ります。

正面奥は高崎山ですね。

帰りに、車でやまなみハイウェイへ向け 降りていくと、正面に由布岳がどーんと!


f:id:NACK-y:20220701045424j:image山の上から見るよりキレイ…。なんか悔し〜


f:id:NACK-y:20220701045430j:image湯布院の街並みもばっちり。

温泉はこの湯布院が近いですが、由布岳登った時に取っておこうと思い、帰り方面の城島温泉へ。

まとめ

泥の急登はちょっと焦りましたが、概ね簡単に登れる山でした。

山頂付近の展望もいいし、涼しい時にまたぶらっと寄りたいと思います。

もちろん晴れが続いた日に…

 

そして早く由布岳にも登りたいと思いました。

 

 

由布岳の前衛峰、好展望のツルミー

 


 

温泉

城島(きじま)高原ホテル

遊園地やゴルフ場が併設されたリゾート施設で、随所に昭和の香りが漂っていますが、隅々まで清掃が行き届いていて清潔感を感じました。

 

露天風呂の開放感はそれほどではありませんでしたが、チャペルの見えるロビーのふかふかソファーで うとうとしてしまいました(^^)

【個人的おすすめ度…★★★☆☆】
f:id:NACK-y:20220704210321j:image温泉のご紹介|【公式】城島高原ホテル

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【自分用山行データ】

山行回数:134   踏破数:138   百名山:33   撤退:5