黒岩山 泉水山
くろいわやま 1503m せんすいざん 1447m
大分県 くじゅう連山 大分百山(黒岩山)
アクセス
大分自動車道 湯布院ICより50分。
牧の戸峠登山口駐車場《約200台、無料、トイレ 有》
ルート
牧ノ戸峠〜黒岩山〜上泉水山〜下泉水山〜長者原
標準コースタイム 2時間35分
登山地図&計画マネージャ ヤマタイム - Yamakei Online / 山と溪谷社
難易度 …初級
危険箇所はありません。ヤブが結構ありますが、迷うようなことはありませんでした。
※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。
- 天気:晴れ
- 人数:単独
- 行動時間:3時間18分(休憩等含む、バス移動含まず)
黒岩山、泉水山はくじゅう連山の西側、牧ノ戸峠を挟んださらに西側にあります。
くじゅう連山を眺めながらの、縦走路歩きを楽しみにやってきました。
スタート地は牧ノ戸峠。
広い駐車場とレストハウスがあります。
星生山、久住山などへの登山口にもなっています。
登山口は道路渡った所です。
最初は舗装路。
2分ほどで やたらと豪華な東屋に着きます。
東屋っていうと、木でできてるイメージですけどね。
この先から本格的な登山道になります。
よく見かけるナントカフウロ的な花(^^;)
目指す黒岩山の山頂が見えています。
おっ 先客はケモノか…
登山道は狭く急になっていきます。
火山岩や滑る土が面倒くさい。
分岐。黒岩山山頂はすぐです。
阿蘇五岳がよく見えます。
阿蘇五岳は並びの形が涅槃像に似ていると言われます。涅槃像って横向きのイメージですが、お釈迦さま仰向けっすね…
ススキをわさわさかき分けて行きます。
黒岩山山頂。360度の眺望です。
くじゅう山の眺めが素晴らしい。
一目山(ひとめやま)と涌蓋山(わいたさん)。
これから向かう泉水山と、奥にネコ耳状の由布岳。
いったん分岐まで戻り泉水山への縦走路を辿ります。右手にくじゅう山を望みながらの縦走路が気持ちいい。
あれ? 山頂への分岐?
よくよく地図見たら道あった。山頂からこっちに来る道には気づかず(^^;)
開けた稜線…。
ヤブ…。
低木の樹林…。
終始この3つを繰り返すパターンが続きました。
ヤブとか低木ゾーンには かなりクモの巣がかかってました。
申し訳ないけど、拾った枝で取っ払いながら進撃。
なんか岩が見えて来た。地図の1456ピークかな?
巻き道もありましたが、とりあえず登るでしょー
ちょっと険しめな岩をひょいっと登って行きます。
すると あらまあ、素晴らしい絶景。
くじゅう山が丸見えです。
黒岩山。
由布岳にはちょうど雲が。
ちょうどこの岩の上で、本日唯一の別の登山者お二方とすれ違い。
ルートを訪ねると牧ノ戸へ降りて、バスで長者原へ戻るのだとか…
何っ? バスだと? 長者原からの舗装路歩きが嫌なので、下泉水山までのピストンのつもりでいましたが、その手があったか!
どこでもスマホの電波つながりそうだし、上泉水山辺りでバスの時間調べよっと。
岩を降りて先へ進みます。
ママコナ。
半寄生植物で、根を他の植物の根に刺して養分を吸い取るそうです。なんかコエェ( ;゚Д゚)
一見 気持ちのいい稜線ですが、そこそこヤブってます 汗。
大崩ノ辻への分岐。
当初行くつもりでしたが、ハンパないヤブとクモの巣の前で、即撤退を決意しました。
まあ、泉水山方面もなかなかのヤブですが。
で、また 開けた稜線…
と 樹林帯を繰り返すうちに、
上泉水山到着。
目の前にはまたまたくじゅう山。
ってさっきからちょいちょい右手に見えてたんですが。
ここで休憩&バスの時間調べ。ちなみに気持ちは、バスで長者原から牧ノ戸峠まで戻る方にだいぶ傾いていました。
なぜなら、ちょっとお腹痛い…(^^;)
バスは14:32分にあるみたいです。いつものペースで飛ばしてたらだいぶ時間余りそうですが 今日はペース上がらなそうだし、雉も打ちたくなりそうだし… 長者原まで降りることにしました。
とりあえず下泉水山へ向かいます。
上泉水山からは一気に高度を下げますが、滑る黒土が嫌すぎる。
相変わらずのヤブも。
というか、この辺りが一番凄かった気がします。
下泉水山が近くになるとこんな樹林。
この道標を一瞬見逃しました。
数歩先で違和感を感じムーンウォークで戻ると下泉水山の道標。
道標は右を指していて、4〜5m先に岩がありました。
なんかゴチャゴチャして面倒くさそうですが、登ってみますか。
すると 一気に辺りが開けて、
またまたまた… のくじゅう山。
右は上泉水山ですね。
テーブル状の平らな山は万年山(はねやま)かな。
うわ、岩の端っこ危ねっ 汗。
小腹が空いたので、つぶれティラミスケーキを食す。
またちょっとお腹痛いのがレベルアップしたところで、先を急ぎます。
下泉水山からの下りでは、途中からどんどん滑る黒土が増えていきます。
お腹痛いんだから、ほんとカンベンして…
縦走路の端まで来ると、いきなり景色のいいところに出ます。
ここをカクンと右へ。
ほんとに端っこって感じで、この先何もありません。
野焼きされてるのか、見通しもバッチリ。
段ボールとか敷いて、一気に下までヒャッハーしたいですね。
しかしヒャッハーしたいのは山々ですが、そもそも降りる方向が違います。
実はこの辺も、カンベンしてくれのズル土ゾーン多し。
くじゅう山が見えた所で、南の方へ向きを変えます。
そして この辺りだったか、足元のヤブが深くて登山道を踏み外し、転げ落ちそうになりました 汗。
気をつけましょう。
ツリガネニンジン。
風が吹いたら チリンチリンいいそう。
降り切った所。
しかし指導標があるにもかかわらず、道が分からん…
ここは、真ん中らへんに見えてるロープの向こう側が道でした。
あとは平らな道。
締めに小さいダム湖にかかる橋を渡ります。
長者原(ちょうじゃばる)到着です。
やはりペースは上がらずで、程よい時間の余り具合でした。
ふ〜〜 さ、雉でも打つか!
まだ時間があるので、サクっとビジターセンターを見学。無料だし。
バス停の時刻表見てたら、予約がどーたらこーたら書いてある…
熊本⇔阿蘇・黒川温泉・湯布院・別府 九州横断バス | 九州・熊本を走る 産交バス情報サイト
あと5分でバスは来るので、もう待つしかないですね。まあ平日なんで大丈夫でしょー と思ってたら…
やっぱガラッガラでした!
8分ほどで牧ノ戸峠到着。
疲れてないけど、お疲れ様でした〜
ちなみに長者原から牧ノ戸峠は 遊歩道で1時間ほどですが、全部舗装路みたいなので 個人的には「う〜ん… (ー ー;)」て感じです。
まとめ
前述の通り、開けた稜線、ヤブ、樹林帯 を繰り返す感じのコースでした。
まあ、開けてくじゅう山が見え続けてる所も多く、秋くらいになれば かなり快適に歩けるのかなー と思います。
開放感はこっちが圧勝?
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温泉
九重星生(ほっしょう)温泉 山恵(さんけい)の湯
前に来たことがあったので、今回は他のところに行こうと思ったんですが、あいにく休日。
しかしここの濃い硫黄泉&広く開放的な露天風呂、かなりのお気に入りです。
休憩所がコロナの為 閉鎖中なのが残念ですが、もうそろそろ良くない?(^^;)
【個人的おすすめ度…★★★★☆】
【自分用山行データ】
山行回数:142 踏破数:151 百名山:33 撤退:5