登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【烏帽子岳〜杵島岳(阿蘇山)】絶景プチ登山!草千里ヶ浜から周回&ピストン。熱中症には注意!《日帰り登山》2023年7月18日

烏帽子岳    杵島岳

えぼしだけ  1337m    きしまだけ  1321m

阿蘇山

アクセス

九州自動車 熊本ICより70分。

草千里ヶ浜駐車場《500円、200台、トイレ 有》

ルート

駐車場〜草千里ヶ浜〜烏帽子岳〜駐車場〜杵島岳〜駐車場

標準コースタイム  3時間10分

f:id:NACK-y:20230813044412j:imageYAMAP / ヤマップ | 登山をもっと楽しく、登山情報プラットフォーム

難易度    …初級

難所はありません。杵島岳は駐車場から山頂まで舗装路です。

※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。

  • 天気:晴れ一時曇り
  • 人数:単独
  • 行動時間:2時間42分

 

 

烏帽子岳・杵島岳は阿蘇山の中核をなし、阿蘇五岳に数えられています。

 

両山は草千里ヶ浜を挟んで対峙していて、どちらも草千里ヶ浜駐車場を起点に登ることができます。

 

この日の予想最高気温はとても高かったですが、草千里ヶ浜は例年の野焼きによって草原になっているので、きっと涼しげな風が吹いてるだろう…

いや、吹いてるに決まってる!と期待を込めてやって来ました。

 

f:id:NACK-y:20230811005827j:image草千里ヶ浜 駐車場

 

実は近くに無料駐車場もありますが、競争率が高く埋まっていました。

まあ登山などで長時間停める場合は、大きい駐車場の方がよいでしょう。

 

f:id:NACK-y:20230812012901j:image目の前にででんと烏帽子岳。

 

f:id:NACK-y:20230811010030j:image阿蘇草千里乗馬クラブ

 

地図ではこの馬のりばから草千里ヶ浜を突っきって烏帽子岳の方へ登山道が伸びています。


f:id:NACK-y:20230811010036j:imageしかしこの辺は、この乗馬コースしか道っぽいのが見当たらない。

 

乗馬クラブのスタッフさんに登山道はどこか尋ねてみると「正規の登山道は舗装路から」だけど「(草千里ヶ浜を)真っ直ぐ歩けば 奥の方で道に出ますよ」とのこと。

 

なかなかざっくりやなー。とりあえず、あざーす と謝意を述べ草原を突っ切ってみることにしました。


f:id:NACK-y:20230811005514j:imageしばらく乗馬コースを歩いてみる。

しっかしだだっ広いなー。


f:id:NACK-y:20230811005911j:image踏み跡が出てきました。

てか あちこち踏み跡があるので、どこ歩いてもいいみたい。


f:id:NACK-y:20230811005541j:image池が見えて来たので近くで見てみます。

f:id:NACK-y:20230811005538j:image逆さ烏帽子も見えてキレイです。

ここまで来ると正規ルート? が近いのでそこから取りつきます。


f:id:NACK-y:20230811005758j:image舗装路から伸びてる道がここで合流してます。

 

f:id:NACK-y:20230812145751j:image草原の真ん中にあるもっこりちゃんは駒立山

どうやらあそこにも登れるようです。

f:id:NACK-y:20230811010019j:imageえっ 立ち入り禁止?

と思ったら自分で開けて入るシステムです。

これはウマが逃げ出さないためのもののようです。


f:id:NACK-y:20230811010007j:image歩きやすい稜線の登山道。


f:id:NACK-y:20230811005755j:image高いところに来ると草千里ヶ浜の広さがよく分かりますね。


f:id:NACK-y:20230811005943j:image木は低いけど、一応樹林帯。

なので結構虫がいたりします。

 

そして草原歩いてる時も薄々思ってたけど、暑い…

風が思ったより弱いしヌルい…

ん〜 話が違うじゃねーかっ 。って自分で涼しいんじゃないかと思い込んでただけなんですが( ;゚Д゚)


f:id:NACK-y:20230811010154j:image傾斜が緩いのがせめてもの救い。

 

あとビックリしたのはヒグラシです。

こんな真昼間の明るい場所で大合唱してて、違和感ありありでした。

君ら日が暮れる頃鳴くから「ヒグラシ」じゃないの?

 

と、全く風情を感じないヒグラシの声を聞きながら、汗をかきかき登って行きます。


f:id:NACK-y:20230811005529j:image登山道としては普通です。

草千里ヶ浜散策の延長で来ちゃったら注意を要します。


f:id:NACK-y:20230811005949j:image階段とかもささやかな感じ。


f:id:NACK-y:20230811005839j:image登って来た稜線を振り返る。

 

f:id:NACK-y:20230813004240j:image烏帽子岳(えぼしだけ)山頂着きました。展望が素晴らしい!

 

f:id:NACK-y:20230813004402j:image草千里ヶ浜は火口跡らしいです。

正面は後で登る杵島岳です。

 

ちなみにあの池は雨水が溜まったもので、雨がしばらく降らないと枯れるのだとか。


f:id:NACK-y:20230811010121j:image阿蘇の中央火口。今日は全然噴煙が上がってない。


f:id:NACK-y:20230811005636j:image南阿蘇方面。

 

山頂は狭いですが、少し奥に歩けます。

f:id:NACK-y:20230811005607j:image奥の方からの展望。

 

山頂は素晴らしい展望のくせに暑いです。

普通こんだけ展望よかったら もうちょっと風吹くだろー

風はそよそよで思ってたんと違うんで、もう降ります。

f:id:NACK-y:20230811005833j:image東の方へ降りて行きます。


f:id:NACK-y:20230811010016j:image開けていて気持ちいい。


f:id:NACK-y:20230811005937j:imageしばらくすると分岐に出ます。

 

気持ちいい道が続きそうなんで、古坊中(ふるぼうちゅう)(凄い名前…)方面へ行ってみようかと思いましたが…


f:id:NACK-y:20230811005502j:imageあらー? 意外と薮ってる。

なので引き返して草千里ヶ浜へ降りることにしました。


f:id:NACK-y:20230811010013j:imageここはちょっと急ですが、下まであっという間です。

 

f:id:NACK-y:20230813012346j:imageあとは平坦な道です。

f:id:NACK-y:20230811005642j:imageおっ お馬さん、ここまで出張して来るんですね。


f:id:NACK-y:20230811005836j:image雄大な草千里ヶ浜には ほんと癒される。


と思ってたら…

f:id:NACK-y:20230813013907j:image気づけばお馬さんの んーこが…

今なら増量無料サービス的にあっちゃこっちゃにありました。

 

f:id:NACK-y:20230813020459j:imageしかし臭千里草千里ヶ浜が美しいのには変わりありません。

(実際にはほとんど臭いませんでした)

 

f:id:NACK-y:20230811010100j:imageなんとか駐車場へ戻りました。

 

休憩せずにすぐに杵島岳へ向かいます。


f:id:NACK-y:20230811005456j:image登山口は駐車場の東側の端っこです。


f:id:NACK-y:20230811005935j:image序盤は舗装路か〜 と思ってました。


f:id:NACK-y:20230811005532j:imageあれ? まだ続くなー


f:id:NACK-y:20230811010025j:imageここまでかな?


f:id:NACK-y:20230811005952j:imageえっ… ( ;゚Д゚)

 

なんとずっと舗装路です。


f:id:NACK-y:20230811005735j:image階段 長ぇし 泣


f:id:NACK-y:20230811010054j:image階段終わってもコレ。

 

知らんかったです、山頂まで舗装路とは。

それにしても暑い。烏帽子岳よりは風が吹いてますが、コンクリが熱を持ってるのか烏帽子岳よりも暑さを感じます。


f:id:NACK-y:20230811005726j:imageマジかよ…  この暑さに階段地獄はこたえる。


f:id:NACK-y:20230811010039j:imageつ、着いた…。杵島岳(きしまだけ)山頂です。

 

ここも絶景ですが、暑さヤバい。なるべく風が強い所を探してひと休み。


f:id:NACK-y:20230811010033j:image中央火口と草千里ヶ浜。圧巻です。


f:id:NACK-y:20230811010127j:image火口アップ。あそこだけ景色違いますね。

 

f:id:NACK-y:20230813025146j:imageさっき登った烏帽子岳。


f:id:NACK-y:20230811010139j:image噴火口跡。


f:id:NACK-y:20230811005914j:imageこっちの下も噴火口跡。


f:id:NACK-y:20230811010130j:imageグリーンの山は往生岳かな?

さらに奥はくじゅう連山ですね。

 

この先に火口跡を巡るルートがありますが、やめます。

暑さでとろける寸前です。さっさと降ります。

 

f:id:NACK-y:20230813030943j:imageちょっとの我慢なんで、階段なんて駆け降りてやります。


f:id:NACK-y:20230811005749j:image19分で到着!


f:id:NACK-y:20230811005639j:image次回はぜひ往生岳まで…

 

と これをぼーっと眺めてると、おじさんが「杵島岳登ったんですか?」と声をかけてきました。

 

どうやら私と同じように涼を求めてここへ来たようですが、駐車場の時点で暑くてやめたようです。

ん〜 正解!

 


f:id:NACK-y:20230811005923j:image下山後、阿蘇火山博物館へ。

入場料1100円を払って2階へ。

 

f:id:NACK-y:20230813034115j:imageのっけからなかなかのレトロ感。

 

f:id:NACK-y:20230813034121j:imageなんか懐かしい感じ。

 

他にも火口ライブ中継コーナーや5面マルチシアターでムービーが見られます。

展示物は興味深いものが多いですが、全体的にどことなく昭和の香りが漂っています。

 

f:id:NACK-y:20230813035945j:image1階のビジターセンター。

こちらはリニューアルされたのか、新しい感じ。

無料だし、ここだけでも十分楽しめると思います。

まとめ

予想とは違いだいぶ暑かったですが、眺望はバツグンでした。

涼しければ楽に登れるので、ふらっと立ち寄った時に片方だけとか有りかもです。

 

 

阿蘇山最高峰&火口見学!

 

 

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山行回数:169   踏破数:196   百名山:38   撤退:5