登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【久住山】牧ノ戸峠から扇ヶ鼻〜星生山経由。標高差少なめのオススメルート!《日帰り登山》2023年7月6日

扇ヶ鼻    星生山    久住山

おうぎがはな  1698m     ほっしょうさん  1702m    くじゅうさん  1787m

くじゅう連山    日本百名山    九州百名山

アクセス

大分自動車道  湯布院ICより50分。

牧の戸峠登山口駐車場《無料、約200台、トイレ 有》

ルート

牧ノ戸峠〜沓掛山〜扇ヶ鼻分岐〜扇ヶ鼻〜星生山〜久住分かれ避難小屋〜久住山〜星生分岐〜扇ヶ鼻分岐〜沓掛山〜牧ノ戸峠

f:id:NACK-y:20230727015352j:image

標準コースタイム  5時間20分

難易度    …中級

自ら近寄らなければ危険箇所はありません。急な登りも少しなので、体力あれば1ランク下かも。

※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。

天気:晴れ
人数:単独
行動時間:4時間56分(休憩等含む)。

 

 

くじゅう連山の主峰、久住山に登るのは2回目で、前回は坊ガツルでテント泊でしたが、今回は牧ノ戸峠から日帰りです。

 

前に牧ノ戸峠からは星生山へ登っていますが、その時行かなかった扇ヶ鼻へも登ります。

 

f:id:NACK-y:20230716003725j:image牧ノ戸峠 駐車場

すでに標高1300m以上あり、楽できそ〜 と予感させてくれます。


f:id:NACK-y:20230716003223j:image登山口

看板には「ここは活火山でっせ」と注意喚起。

ちなみにこの時、レベル1の「活火山であることに留意」です。


f:id:NACK-y:20230716003147j:imageしばらくは舗装路を歩きます。


f:id:NACK-y:20230716003430j:image展望所。ここまでは一般観光客が来ています。

 

しかし舗装路とはいえ結構急だったりするので、ここで心折れてうなだれてる人もいます。


f:id:NACK-y:20230716003009j:image次の展望所

ここまでも舗装路ですが、一般観光客はほとんど見かけません。

阿蘇山が見えるんだけどなー


展望所から沓掛山まで5分くらいですが、巻道っぽいのがあったりするのに道標がないので、うっかりするとスルーします。


f:id:NACK-y:20230716003427j:image道 合ってんのかぁ…?

 

と、ふと上の方見ると 岩の上に丸太みたいなのが乗っかってる。


f:id:NACK-y:20230716003601j:image沓掛山(くつかけやま)山頂です。


f:id:NACK-y:20230716003035j:imageちょっとした岩場を降ります。


f:id:NACK-y:20230716003442j:image稜線づたいに道。

前はこんなとこ通ったかな?

f:id:NACK-y:20230716003531j:imageと思ったら下にも道が。

先の方で合流してました。


f:id:NACK-y:20230716003455j:imageしばらくボーナスステージですね。

やたらと歩きやすい。


f:id:NACK-y:20230716003312j:image休憩にちょうどいい広場が出て来ました。

 

そーいや前にここでスズメバチにストーカーされたなー 笑


f:id:NACK-y:20230716003144j:image広場から先はどんどんガレてきます。


f:id:NACK-y:20230716003636j:image扇ヶ鼻方面。後で登ります。


f:id:NACK-y:20230716003539j:image岩がゴロゴロ。


f:id:NACK-y:20230716003337j:image扇ヶ鼻分岐。扇ヶ鼻に行ってから久住山へ向かいます。


f:id:NACK-y:20230716003019j:imageここもガレ気味の道。青空がきもちE。


f:id:NACK-y:20230716003041j:image「山」。確かに 笑

 

「山」と彫られた標石は、国有林の境界標だと聞いたことがありますが、これもそーなのかな?


f:id:NACK-y:20230716003512j:imageこの辺のガレガレを越えると平らな道になります。


f:id:NACK-y:20230716002951j:image謎の分岐。

 

少し左に進んでみましたが、扇ヶ鼻と真逆に向かっていたので引き返しました。

 

f:id:NACK-y:20230723180234j:imageまた分岐。

さっきもだけど道標はなし、地図にも記載なし。

なんなん、ここ?

 

ここは先で繋がってそうだけど、一応山頂方向の右へ。

 

f:id:NACK-y:20230723180356j:imageそれにしてもめっちゃ歩きやすい。嬉し〜(^^)


f:id:NACK-y:20230716003030j:imageまたまた分岐。

もはや あみだくじ…。ここは道標ありますが。

 

f:id:NACK-y:20230723221532j:image扇ヶ鼻(おうぎがはな)到着。

f:id:NACK-y:20230716003348j:image霞んでるけど阿蘇山。


f:id:NACK-y:20230716003611j:image岩の上から撮影。くじゅう連山が一望です。


f:id:NACK-y:20230716003214j:image山頂はそこそこの広さ。

誰も居ないし いい穴場。リサイタルの練習にオススメです 笑


では戻ります。


f:id:NACK-y:20230716003420j:image往路にあった、二つ目の分岐と繋がってそうな道を歩いてみます。


f:id:NACK-y:20230716003158j:imageぐるっと左に曲がって 来た道と合流しました。

 

これは多分ミヤマキリシマの鑑賞用の遊歩道ですね。


f:id:NACK-y:20230716003252j:image扇ヶ鼻分岐へ戻って、正面の星生山へ向かいます。


f:id:NACK-y:20230716003401j:image星生山へのルートは二つ。

 

左は西側の尾根に取り付くルート、右はしばらく西千里ヶ浜に沿って歩いたのち、ほぼ直登で山頂へ至るルートです。

 

ってさっきからなぜか どこにも「星生山」の指導標がない…

ひどい扱いの星生山ですが、山頂踏んで行きます。


f:id:NACK-y:20230716003011j:image前回は左から登ったので、今回は右からにします。


f:id:NACK-y:20230716003523j:imageここでやっと「星生山」の表記が。

これに従い登ります。


f:id:NACK-y:20230716003201j:imageあの急そうな所を登って、山頂近くの稜線へ出ます。


f:id:NACK-y:20230716003016j:image左手には広く平らな西千里ヶ浜。

 

阿蘇や九重はこんな似た感じの地形が多く、名前もほぼ◯◯千里ヶ浜。安易ですなー(^^)


f:id:NACK-y:20230716003358j:imageわー、絶対 急だよこれ…

f:id:NACK-y:20230716003112j:image急だけど、ちょっとだけなんで頑張る。


f:id:NACK-y:20230716003128j:imageふー、稜線出ました。ってこれは登るのと逆方面。

 

稜線出たら右へ登ります。


f:id:NACK-y:20230716003046j:image星生山(ほっしょうさん)山頂。360度のパノラマ。


f:id:NACK-y:20230716003206j:image左のもこもこしてるのは三俣山。

岩肌が露出してるのは硫黄山。いつもは噴煙が出ていますが、今日はお休みのようです。

 

このまま稜線をつたって久住分かれまで降りていきます。


f:id:NACK-y:20230716003258j:imageちょっと岩場があります。


f:id:NACK-y:20230716003503j:image開放的な稜線。


f:id:NACK-y:20230716003417j:image下には硫黄山。やっぱ煙出てない…


f:id:NACK-y:20230716003404j:image結構 岩が出てきます。

「ほんとに道か?」って感じですが、多分道です。

 

それにしても、この辺はずっといい景色を眺めながら歩けます。


f:id:NACK-y:20230716003122j:image星生山方面振り返り。


f:id:NACK-y:20230716003242j:image北千里ヶ浜。


f:id:NACK-y:20230716003626j:image星生崎の上部。

 

手前の岩から下を覗き込んでみましたが、久々にゾワっとしました。

これは玉ヒュンものです( ;゚Д゚)


f:id:NACK-y:20230716003717j:image避難小屋が見えて来た。

しっかりと踏み跡あるけど、前と道が違うな…

 

多分前は左の岩の向こうから降りてると思います。

地図的にもそっちが正しそうだけど、このまま踏み跡たどって降りちゃいます。


f:id:NACK-y:20230716003620j:image久住分かれ避難小屋

毎回思うけど、営業小屋&テント場にならないかな…


f:id:NACK-y:20230716003634j:imageトイレ。水洗です。協力金(100円)払いましょう。

 

処理能力に限界があり、緊急時のみ使用してくださいとのことです。


f:id:NACK-y:20230716003553j:image広場から久住山を見上げなら休憩。


f:id:NACK-y:20230716002949j:imageでは、いざ久住山へ。


f:id:NACK-y:20230716003058j:imageガレた道が歩きづらい。


f:id:NACK-y:20230716003239j:imageぐるっと主要峰の周回も出来ます。


f:id:NACK-y:20230716003444j:image天狗ヶ城(左)と真ん中奥が中岳かな?

中岳は1791mで九州本土最高峰です。


f:id:NACK-y:20230716003014j:imageロープの左にも右にもマーキング。

どっち歩けばいいのよ…?


f:id:NACK-y:20230716003526j:image振り返ってみると、あら? あんなとこにショートカットが。

でもなんか急で歩きづらそう。


f:id:NACK-y:20230716003458j:imageほぼ平らになっても岩ゴロゴロは変わらず。


f:id:NACK-y:20230716003322j:image久住山 山頂です。

 

くじゅう連山ではこの久住山が主峰と言われてますが、最高峰は中岳。

どっちに登ったらくじゅう連山踏破や百名山のカウントになるのかな?

 

と心配になったら どっちも登っちゃえばいいかも。近いんで。

私は前に中岳も登りました。


f:id:NACK-y:20230725051049j:imageちょっと奥に岩場があります。

 

f:id:NACK-y:20230725050523j:imageここもヒュンヒュンします。

これ以上近寄らない方がいいでしょう。

 

それにしても絶景…

 

f:id:NACK-y:20230725050656j:image阿蘇山。


f:id:NACK-y:20230725050659j:image北千里ヶ浜と三俣山。

まー さっきから似たような景色なんだけど。


f:id:NACK-y:20230716003114j:image戻ります。


f:id:NACK-y:20230716003701j:imageそーいやショートカットが…

と思い出した時には もう過ぎてました。

 

f:id:NACK-y:20230726020342j:image久住分れ。前回は向こうからこっちに登って来ました。


f:id:NACK-y:20230716003038j:image避難小屋を通過し、星生山を巻きながら戻ります。


f:id:NACK-y:20230716003450j:image西千里ヶ浜の平らな道。

f:id:NACK-y:20230716003153j:image久住山を振り返る。ばい なら。

 

あとはほとんど来た道を戻るだけです。


f:id:NACK-y:20230716003438j:image沓掛山辺りから降りるとこにあるハシゴ。

登る時使わなかったけど、足を掛けたらガタって動いたんで「ふわっ」とか声でた(^^)


最後の舗装路を歩いてる時、膝の裏が痛くなって来ました。

まともな登山が1か月半ぶりなのと、CT5時間半ほどの山はかなり久々だからか…?

 

関東に住んでた時は、アプローチも山行も もっと長い時間のとこ全然元気にやってたのに…

身体が弱体化してるなー 涙


f:id:NACK-y:20230716003231j:image長い階段はやめてくれと膝からクレームが入りました。


f:id:NACK-y:20230716003131j:imageつ、着いた〜


f:id:NACK-y:20230716003228j:imageHP回復アイテムのブルーベリーソフト。

濃くてうんまいです。

 

まとめ

スタート地の牧ノ戸峠は標高が高く、疲労も少なくいい景色が望める くじゅう連山屈指の良コースじゃないかなーと。

久住山へは赤川からが最短ですが、扇ヶ鼻や星生山へ寄らなければ ここの方が高低差も少なく 断然ラクだと思います。

 

 

牧ノ戸峠からのオススメの山!

 

 

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温泉

九重星生ホテル  山恵の湯

九重観光ホテルに行こうと思いましたが、露天風呂がやってないとのこと。

んで、またいつものここに来てしまいました。

硫黄泉と山の見える露天風呂はほんと最高です。

【個人的おすすめ度…★★★★☆】
f:id:NACK-y:20230716003714j:image 山恵の湯 - 九重星生ホテル

 

 

【自分用山行データ】

山行回数:168   踏破数:194   百名山:38   撤退:5