登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【津波戸山】岩、鎖、展望、霊場巡りが短時間で楽しめる山!でも遭難には注意…《日帰り登山》2023年3月29日

津波戸山

つわどさん  529m     

国東半島    九州百名山    大分百山

アクセス

東九州自動車道 大分農業文化公園ICより20分。

津波戸山駐車場《無料、約20台、トイレ 有(100円)》

ルート

駐車場〜登山口〜海蔵寺〜西岩尾根〜左京の橋〜針ノ耳〜水月寺奥の院〜津波戸山頂〜展望所〜太子蔵〜東岩尾根〜駐車場

標準コースタイム  3時間30分

f:id:NACK-y:20230419134956j:image

YAMAP / ヤマップ | 登山をもっと楽しく、登山情報プラットフォーム

難易度    …中級

岩場があり、道も不明瞭な箇所があります。

岩場・鎖場は危険な所もあるので、苦手な人は難易度は1ランク上だと思った方がいいでしょう。

※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。

  • 天気:晴れ
  • 人数:単独
  • 行動時間:4時間(休憩等含む)

 

 

津波戸山は国東(くにさき)半島の南東にあり、アクティビティな岩場や鎖場がたくさんあるのと同時に、弘法大師八十八ヶ所霊場も巡れるという 何となくお得感のある山です。

 

f:id:NACK-y:20230418000540j:image広い駐車場も完備。

停まっているクルマは、なんと全て県外ナンバー。


f:id:NACK-y:20230418000651j:image霊場の案内図。かなりざっくりです。


f:id:NACK-y:20230419204316j:image民家を抜けて行きます。しばらくは舗装路歩き。



f:id:NACK-y:20230418000711j:image罠です。かからないよう注意。


f:id:NACK-y:20230418000842j:image山容が見渡せます。

 

f:id:NACK-y:20230419152026j:imageゲンゲ(レンゲソウ)でいいのかな?


f:id:NACK-y:20230418001002j:imageたくさん咲いていました。

飼料、食用、薬用になるそうなんで、栽培してるのかも。


f:id:NACK-y:20230418000409j:image舗装路の終わりに登山口

遠目に一瞬靴の忘れものかと思いましたが、オブジェでした。全然デカいし… 笑


f:id:NACK-y:20230418000242j:imageしばらく歩くと海蔵寺跡があります。


f:id:NACK-y:20230418000340j:imageすでに廃寺で、土台と小さい小屋しか残っていません。

 

f:id:NACK-y:20230419212459j:image廃寺って何だかヤだな〜 怖いな〜


f:id:NACK-y:20230418000454j:imageなんか出る前に先へ進みます。


f:id:NACK-y:20230418000343j:image海蔵寺跡の先からは谷筋っぽい道になっていきます。


f:id:NACK-y:20230418000936j:image東尾根への取り付き点。

しかし行きは西尾根から周ります。

 

ほんとに道? って感じの谷筋を登っていくと、f:id:NACK-y:20230418000514j:image「三番へ」の看板。三番を経て西尾根へ取り付きます。


f:id:NACK-y:20230419224449j:image三番さん。どっちも三番のようです。


f:id:NACK-y:20230418000703j:image一気に岩の尾根へ向かうので急です。

 

f:id:NACK-y:20230419224614j:image西の岩尾根へ出ると景色が開けました。

 

この岩の尾根にたくさんの大師像が点在しています。


f:id:NACK-y:20230418000429j:imageしかしいきなり八番。四〜七、分からず…

 

まあ、無理に探したりカウントしたりしてないですからね。八十八体も無理っす…

でも見つけた大師さまには全部手を合わせました(ー人ー)

 
f:id:NACK-y:20230418000201j:imageいよいよ鎖も出てきました。


f:id:NACK-y:20230418000300j:image向かいの東尾根にも仏像らしきものが見てとれます。


f:id:NACK-y:20230418000502j:image岩の尾根は所々切れ落ちています( ;゚Д゚)

 

f:id:NACK-y:20230419230721j:imageむっ 何だあれは!?

 

離れ小島のような大きい岩に一本橋がかかってる…

そう、あれが左京の橋です。


f:id:NACK-y:20230419233014j:imageでは、渡ります。


f:id:NACK-y:20230418000552j:imageひぇ〜  玉ヒュン…


f:id:NACK-y:20230418000149j:imageも〜  こんな所に置かなくても…

 

無事戻って先へ進みます。

しかし道が見当たりません…


f:id:NACK-y:20230418000607j:imageと思ったら この岩登るんかい。


f:id:NACK-y:20230418000905j:image登った先にも大師像。


f:id:NACK-y:20230418000816j:imageそれにしても絶景に癒されます。

ぽつぽつと山桜が咲いていますね。


ここからは、結構アップダウンがあります。


f:id:NACK-y:20230418000723j:image足元が心許ないトラバース。

その先はオーバーハング気味に降ります。ちょっと手に力が入りますね。

 

f:id:NACK-y:20230420024235j:image降りて見上げた所。


f:id:NACK-y:20230418000726j:image大師像は探さないと見つからないのもあります。


f:id:NACK-y:20230418000854j:image針ノ耳。どの辺が針と耳なのか…

狭くてザックが引っかかる。


f:id:NACK-y:20230418000628j:imageあ、あんなトコにも!

隠れキャラを見つけたみたいで嬉しい。


f:id:NACK-y:20230418000642j:imageここは鎖の先が滑りやすかったので、ヨチヨチ歩きました。


f:id:NACK-y:20230418000508j:imageまだまだ鎖は続きますよ〜。楽しー


f:id:NACK-y:20230420230246j:image南斗水鳥拳をくらったか…


f:id:NACK-y:20230418000942j:image女性は大変そう。


f:id:NACK-y:20230418000251j:image長めのトラバース。

難しくはないですが、ちょっと滑りやすいです。

 

このトラバース後に谷筋に入り、奥の院までそこを登って行きます。


f:id:NACK-y:20230418000717j:imageガレたゴルジュ帯。

鎖はあるけど そこまで急じゃないです。

 

f:id:NACK-y:20230420232342j:image水月寺奥の院&休憩所

f:id:NACK-y:20230418001008j:imageきゅ、休憩はしなくていいかなー?(^^;)

 

f:id:NACK-y:20230420233132j:imageこの水で習字をすると字が上手くなるという…


f:id:NACK-y:20230418000951j:image更に急、というか滑りそうな所を登っていきます。


f:id:NACK-y:20230418000222j:imageなんか広いとこ出た!

 

右に行くと津波戸山の最高地点がありますが、通行禁止です。

なんで、左へ。


f:id:NACK-y:20230418000744j:imageなんか久々に普通の道。

 

f:id:NACK-y:20230420234524j:image山頂着いた〜 と思いましたがなんか違う…

三角点&展望図もあったんで山頂かと思いましたが、これはフェイク。


f:id:NACK-y:20230418001014j:imageでも素晴らしい景色。鶴見岳&由布岳ばっちり。

 

しかし山頂はもーちょい先です。


f:id:NACK-y:20230418000520j:imageここです、山頂。展望はありません…

 

しかしこの先に展望所があるので行ってみます。ちなみにYAMAPにはルートが載ってません。

横移動なんですぐ着きます。


f:id:NACK-y:20230418001017j:image展望所。ご飯食べるのはここですね。

 

下山は途中まで同じルートを戻ります。


f:id:NACK-y:20230418000825j:image下りの方が高度感あるな。

 

下山は真ん中の尾根から東の尾根に出る予定ですが…

f:id:NACK-y:20230418000436j:imageYAMAPではこの辺に分岐があるけど… 分からん( ;゚Д゚)

 

分岐があると思われる所はどう見ても崖です。GPSが狂ってるのかな?

 

仕方なしに西尾根方面へ降りていくと、谷の方へ出る分岐があったのでそっちへ向かいました。


f:id:NACK-y:20230418000755j:image大師立像。ちょっとコワイ… 鎖で縛られてるし。

夜中に暴れるんでしょうか?


f:id:NACK-y:20230421014945j:imageすぐに夫婦岩に出ます。

この辺に来ても東尾根に取り付く場所が分かりません…

 

YAMAPには大師立像や夫婦杉が載ってません。

駐車場にあった簡易地図(写真撮った)を見ると、やや上り方面に戻ると道がありそうなんで戻ってみます。

f:id:NACK-y:20230421025925j:image今いるのは大師堂跡の右下の辺り。

65とか66の所へ行きたいんだけど…

f:id:NACK-y:20230421015643j:imageしばらく登っても東尾根に向かう道はない。

 

YAMAPで道がある所に来ても何もない。やはりGPSがずれてるのかと思い しばらく登ってみましたが、何もないので戻りました。

 

諦めてこのまま谷を降りるか、と思って夫婦岩を通り過ぎてすぐでした。


f:id:NACK-y:20230418000323j:image何っ? 66番?? 東尾根へ向かう道です。

 

f:id:NACK-y:20230421024622j:image合ってるか分かりませんが、こんなイメージ。

崩落とかで分岐(65番の辺り)無くなったのかな?

 

とにかく東尾根に出られそうで良かった。


f:id:NACK-y:20230418000523j:imageまた なかなかの鎖場。右は結構な崖ですわ。

f:id:NACK-y:20230418000822j:image尾根に出る道も荒れてて分かりづらい。

f:id:NACK-y:20230418000830j:imageやっと東尾根出た。

登り方面に続いているので分岐の所へ出るのかな?

 

大師像の番号の確認忘れました。今思えば、尾根のどの辺に出たのか認識するのに重要でしたが。


f:id:NACK-y:20230418000412j:imageこっち側も開放的な道です。

f:id:NACK-y:20230418000631j:image山桜がキレイ。


f:id:NACK-y:20230418000706j:image帰りは土中を掘り進みます 笑


f:id:NACK-y:20230418000741j:imageほんとは右でした。


f:id:NACK-y:20230418000554j:image葉っぱの下の土が滑りやすく 鎖に助けられました。

f:id:NACK-y:20230418000445j:image無事降りてきました〜

まとめ

鎖場が続いたり道に迷ったりと大変でしたが、なかなか楽しい山行でした。

4時間の行動時間でしたが、もっと長くいた気がします。

 

次回 来ることがあれば、東尾根から登って 分岐の謎を解きたいですね。

 

 

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温泉

明礬温泉  湯の里

乳白色の硫黄泉。露天風呂も広いです。

敷地内にはレストランや売店のある本館や、湯の花製造が見学できる小屋などがあります。行ったことないけど…

【個人的おすすめ度…★★★☆☆】f:id:NACK-y:20230418000558j:imageみょうばん・湯の里

 

 

【自分用山行データ】

山行回数:159   踏破数:181   百名山:37   撤退:5