横瀬二子山
よこぜふたごやま 883m 奥武蔵
アクセス
圏央道 圏央鶴ヶ島ICより60分。
道の駅 果樹公園あしがくぼ駐車場《80台(第2駐車場にも70台)、無料、トイレ 有》
ルート
道の駅 果樹公園あしがくぼ駐車場〜浜の沢コース〜雌岳〜雄岳〜[ピストン]〜果樹公園あしがくぼ
標準コースタイム 3時間(↓のCT なんか長め…)
登山地図&計画マネージャ ヤマタイム - Yamakei Online / 山と溪谷社
難易度 …初中級
コースタイムも短く、駅から登れ 里山感が高いですが、急登や足場の悪いところがあり、侮れません。
※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。
- 天気:晴れ
- 人数:1人
- 行動時間:不明
埼玉には「二子山」は二つあります。一つは小鹿野町にありますが、岩峰がとんがり クレイジーマウンテンと呼ばれています。
もう一つは横瀬町にあり、小鹿野町の方と混同を避けるため「横瀬二子山」と呼ばれています。
今回登るのはこちらです。
この日は朝起きて天気が良かったので 急に山に行きたくなり、いそいそと支度を整え家を飛び出したのでした。
道の駅 果樹公園あしがくぼ駐車場に着き、ウキウキと用意を始めると、一つのミスに気付きました。
「ねえ! 靴が… ( ;゚Д゚)」 忘れました…。
急にドタバタと用意して出てきたせいですね。
しかしせっかくここまで来たので、履いてきたニューバランスのスニーカーの紐をキツく締め直して出発!
コースは東側の浜の沢コースと西側の浅間神社コースがあります。
両者 タイムはほとんど変わりませんが、スタート時間が遅かったので、一応最短の浜の沢コースで登ります。
序盤はいきなり急でした。
多分その辺の写真…
そのあと沢沿い→また急坂な感じだったと思います。
んで、その急坂の辺りを登っている時、どこからか「きーきー、きーき〜」とドアのきしみ音が聞こえてきました。
キョロキョロと辺りを見渡してもドアなど見当たらず… 上を見上げると なんと猿でした。
それも尋常じゃない数! 数十匹はいたと思います。
この辺は群れがいくつかあるみたいで、横瀬町では定期的に調査しているようですね。
それにしてもあの大群は「猿の惑星」を彷彿とさせて怖かった…(古っ)
稜線へ出た辺り?
稜線へ出た後、雌岳への最後の登りが急でした。
写真ありませんが、ガレや根っこなどで足場も悪いです。ロープもありましたが、こっちは何しろスニーカーですからね… 汗
すれ違ったおばちゃん達にも「あらー、そんな靴で〜」と突っ込まれるも、んなこと分かっとるわーい! と心の中で叫びつつ、涼しい顔を装い登っていました。
で、なんとか雌岳山頂!
苦労しましたが、展望ありません。
時間もないし、雄岳へ向かいましょう。
この間の道も結構悪路でした。
7分ほどで雄岳山頂。
一瞬ここも展望がないと思いましたが…
すぐ近くから武甲山が!
秩父の街の方は霞んじゃってますね。
それにしても エグれちゃってかわいそうな武甲山…
武甲山の北面は大量の石灰岩でできていて、なんと80年前から採掘されているそうです。
山頂も削られていて 標高も30mほど低くなり、かつてあった遺跡もなくなり、三角点も神社も移転されているとか…
どんな感じで掘られてるんだろ? と思い調べてみたら、
内部もこんなに掘られていて驚きですね… 出典 秩父石灰工業(株)HP
この斜面では3社ほどのセメントメーカーが、採掘をしているようです。
石灰石はコンクリートなど、我々にとって必要不可欠なものの元になっているので複雑ですが、何とかならないでもんですかね…
そんな武甲山をしんみり眺めていましたが、浸っている時間はありません。とっとと下山です。
下山はまた最短ルートを戻りました。
しかし今思えば、華麗に街用スニーカーを纏っていた私には、傾斜のユルい浅間神社コースの方が良かったな…。
※あしがくぼの氷柱開催期間中は、このコースは使えないそうです。
まとめ
登る前はめっちゃ里山感満載と思っていましたが、傾斜のキツいところやガレや根っこで歩きにくいところも多く… 要はスニーカーなどで登ってはいけない山かなと(^^;)
次行く時は焼山まで足を伸ばすか、さらに武川岳、伊豆ヶ岳まで回ってみようかな〜
クレイジーな方のやつを一般コースで!
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温泉
秩父湯元 武甲温泉
この辺の山登った後よく行きます。
ちょい古な雰囲気のよくある感じの施設。食事処や大広間もあるので、のんびりできます。
【個人的おすすめ度…★★★☆☆】
【自分用山行データ】
山行回数:124 踏破数:121 百名山:32 撤退:5