赤岳
あかだけ 2899m
八ヶ岳 日本百名山 山梨百名山
アクセス
中央自動車道 小渕沢ICより20分。
八ヶ岳山荘駐車場(150台、1日500円、トイレ有)。
ルート
美濃戸口〜美濃戸〜南沢ルート〜赤岳山頂〜地蔵ノ頭〜赤岳鉱泉〜北沢ルート〜美濃戸〜美濃戸口
標準コースタイム 9時間25分
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難易度 …上級
アルパインクライミング等やらない一般登山者からしたら、難易度は高めになります。
赤岳日帰りは体力的にもキツめです。
※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。
- 天気:曇り
- 人数:2人(Y)
- 行動時間:データなし。
もう少し本格的な雪山に行ってみたいなーと思って、雪山経験の豊富なYさんに「どっか連れてってー」と相談するといきなり赤岳の提案。しかも日帰り!( ;゚Д゚)
私「道具も無いし、いきなり赤岳なんて大丈夫ですかねー?」
Y氏「大丈夫、大丈夫〜。道具も貸すし!」
と。ん〜 ちょっと不安だけど、Yさんのフォローがあるなら大丈夫か…。て感じで赤岳行きが決定しました。
夜中に八ヶ岳山荘(美濃戸口、みのとぐち)に着き、ロビーで仮眠させてもらい、夜明けくらいに出発。
美濃戸まで4WDのクルマなら行けなくもないですが、凍結等で危ないので、念の為徒歩で行きました。
美濃戸山荘前の分岐。ここから登山道です。
ここは南沢ルートで行きました。ちょっと雪は深いけど傾斜もあまりないので、さくさく歩けます。
危険なところもありません。ていうか写真なくてすみません(^^;)
行者小屋に着きました。除雪作業中ですね。
夏用のトイレは使えず、裏に狭くて暗い冬用があります…
ここで軽食です。ここから先はゆっくりご飯を食べるところはありません。
アイゼン、ピッケルもここで装着。気が引き締まります!(`・ω・´)
滑落停止方法と耐風姿勢もここで教わりました。
初のピッケル歩行、慎重に登ります。そういえばここまで寝不足&花粉症の薬が効いて眠かったんですが、寒さと緊張感で急激に目が覚めました。
ここから文三郎尾根で登ります。しばらくは樹林帯が続きますが、草木がなくなるあたりから急な登りになってきます。
だいぶ登って来た…。
一心不乱に登ってきましたが、ふと下を振り返ると予想以上の角度に「ヒャッ!」と情けない声が出ました。
ここの少し上辺りの急斜面で、借りた10本歯アイゼン(のちに譲ってもらいました)の前爪が少し短く、キックステップが出来ず苦戦しましたが気合で登りました!
ちょっとテンション上がって来た〜↑↑
中岳と阿弥陀岳。
分岐のところに出ました。迫力の阿弥陀岳!
それにしても、夏とはあまりにも景色が違い過ぎる…
それほど風は強くなかったので、小休止。
Yさん何食ってんだろ? アップにしても分かりませんでした…(^^;)
今回買った装備はモンベルで買ったバラクラバ(目出し帽)のみ。
休憩中、風で飛ばされないようにグローブは懐の中。
稜線は岩岩。緊張してきた…
ここからはルートも岩岩。夏場でも鎖が連続するところです。
コワイ… でも楽し〜!
初本格雪山でこれはなかなかシビれる( ;゚Д゚)
やった〜!
やってやったぜ〜! 風が強くてしがみついてるけど、やった! 景色ないのが残念だけど…
それにしても寒すぎ。とどまったらこのまま凍る…
ということで長居は無用、さあ降りましょう。
地蔵尾根へ向かいます。
荘厳な景色。しかし稜線は冷風地獄。
赤岳天望荘。風を避けられたので、愛煙家のYさんやっと一服。
もちろん営業してません。吹き溜まっちゃってます。
山頂方面。むむっ? さっきより雲が取れただと…?
下山は地蔵尾根からでした。視界が悪く一瞬プチロストしましたが、別の登山者が「こっちですよー」と教えてくれました。
また、ヤバいことにサングラス忘れて困ってたら、偶然にもサングラスを拾うというラッキーも! 安物っぽかったので、貰っちゃいました…(^^;)
そんなこんなで無事樹林帯へ入った時は、ホントに安堵の溜息が漏れました…
帰りは赤岳鉱泉経由の北沢ルート。
赤岳鉱泉のアイスキャンディー。いつかやってみたい。
3月でもこの辺は雪もりもり。
なんか疲れたし、もうもふもふしながらのんびり帰るか!
まとめ
こうして初の本格雪山は無事終了しました。行動時間は10時間をゆうに超えてたと思います。
疲れたけど楽しかった、という感想で自分で装備を整えてまた来るっきゃない! と思うと共に、初めての本格雪山に日帰りの赤岳はちょっと無いかなー、とも思いました…(^^;)
1泊八ヶ岳縦走!でも初の赤岳は雨だった…
温泉
八峯苑 鹿の湯
この地域の特徴、フォッサマグナから生まれた温泉。時間帯によって翠色の湯が楽しめますが、我々が行った時はダメでした…
【個人的おすすめ度…★★★☆☆】
ホテル八峯苑 鹿の湯(富士見高原リゾート) - ホテル八峯苑 鹿の湯(公式サイト)
【自分用山行データ】
山行回数:32 踏破数:36 百名山:12 撤退:2