登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【阿蘇山】仙酔峡〜中岳〜南岳〜高岳。目の前に迫る火口に心躍る!《日帰り登山》2023年5月2日

阿蘇山

あそさん  1592m(高岳)

阿蘇市    日本百名山    九州百名山

アクセス

九州自動車 熊本ICより80分。

仙酔峡駐車場《無料、約100台、トイレ 有》

ルート

駐車場〜火口東展望所〜中岳〜南岳〜中岳〜高岳〜高岳東峰〜仙酔尾根〜鷲見平〜駐車場

標準コースタイム  4時間50分

f:id:NACK-y:20230506233734j:imageYAMAP / ヤマップ | 登山をもっと楽しく、登山情報プラットフォーム

難易度    …初中級

仙酔峡と展望台の往復なら初心者でも大丈夫ですが、仙酔尾根は急坂が続きます。

※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。

  • 天気:晴れ
  • 人数:単独
  • 行動時間:4時間57分(休憩等含む)

 

 

2020年10月の噴火以来 規制が続いていた阿蘇山中岳ですが、気づいたら今年の3月23日に規制が解除されてました。

 

なにィ! 心待ちにしてたんで これはさっそく行かねばっ。

ちなみに西側は一旦火口見学が再開されていましたが、有料道路に800円かかるので 東側の再開を心待ちにしていました(^^)


f:id:NACK-y:20230509104131j:image仙酔峡駐車場。案内係に誘導されました。


f:id:NACK-y:20230509104042j:image駐車場の上に広大な更地が。

その先に支柱もあるし「仙酔峡ロープウェイ」の駅跡地で間違いないでしょう。


f:id:NACK-y:20230509103935j:imageあら? 上にも駐車場があった。

結構空いてるのになんで下の駐車場に誘導されたんだろ…

 

ここには仙酔峡インフォメーションセンターがあります。

トイレや自販機や登山届けポストがありますが、あいにく紙切れ(ポストの方)でした。


f:id:NACK-y:20230509103358j:image階段の洗礼を受けながらスタート。


f:id:NACK-y:20230509103625j:image残されたロープウェイの支柱。なんかしょんぼりしてますね…


f:id:NACK-y:20230509103638j:image展望所まではほとんど舗装路。

というか全体的に砂利を固めたような道が多いです。

 

私は「あんまり事前に下調べをしないマン」なので、こんなに舗装路&階段まみれだとは知りませんでした 泣

ほんと 地図にここからここまで舗装路とか書いて欲しいなー


f:id:NACK-y:20230509104249j:image火山ガスの注意書き。

心疾患や呼吸器疾患の人は登れないんですね…


f:id:NACK-y:20230509103431j:image階段は結構急なんで ぜーはー。


f:id:NACK-y:20230509103918j:image荒涼とした景色が広がります。草木がなく いかにも火山て感じ。


f:id:NACK-y:20230509104322j:imageあの支柱を見るたびに思う。

ロープウェイがあったら乗ってたなー


f:id:NACK-y:20230509104103j:image振り返ると奥に九重山。

阿蘇カルデラ内に街があるというのもよく分かりますね。


f:id:NACK-y:20230509104143j:image分岐がありました。

もし規制がレベル2以上だった場合、この先のルートは使えません。

 

f:id:NACK-y:20230513021222j:imageしかしこちらのすずめ岩迂回ルートを使えば中岳、高岳まで行けます。

 

ってどこが道が分からんけど…  一応結構新しいルートのようです。

もちろん今回は迂回ルートは使わずに直進。


f:id:NACK-y:20230509104212j:imageここもロープウェイの駅跡地ですね。

広いし駐車場でも作って欲しい(^^)


f:id:NACK-y:20230509103920j:imageあともーちょいか…


f:id:NACK-y:20230509104139j:image火山がヤバくなったら逃げ込む所です。


f:id:NACK-y:20230509103415j:image着きました、展望所

火口すんごい(*°∀°)=3  煙出しながら コォーとか言ってます。


f:id:NACK-y:20230514181759j:imageもーちょい南に移動すると火口の全貌が見えました。


パノラマ撮影じゃないと端から端まで写せないくらいデカい。

それにしても、こんなのこんな近くで見ていいんでしょうか?


f:id:NACK-y:20230509103731j:imageずっと眺めてられそうですが、中岳へ向かいます。

そしてここから本格的な登山道です。

f:id:NACK-y:20230509103811j:imageこっちもなんか凄い砂千里ヶ浜

火口は第7まであるみたいです。ってそんなに??

f:id:NACK-y:20230509104134j:imageさっきまでいた展望所。


f:id:NACK-y:20230509104036j:image中岳への道は、展望所までの道と打って変わってゴツゴツしてます。


f:id:NACK-y:20230509104045j:image山頂少し手前で阿蘇市街が奇麗に見えます。


f:id:NACK-y:20230515121054j:image中岳山頂


f:id:NACK-y:20230509103846j:imageさっきよりも上の角度から火口を見下ろせます。

これは確実になんか煮込んでますね(^^)


f:id:NACK-y:20230509103831j:image山頂は稜線の端っこって感じで あまり広くない。

 

奥の高岳へ向かおうと歩き出しましたが、ふと右方向を見ると 南岳への稜線がいい感じ。


f:id:NACK-y:20230509104437j:imageてことであそこへ行っちゃいます。

往復40分くらいです。


f:id:NACK-y:20230509103507j:imageアップダウンもほとんどないし、ほんとに気持ちいい。


山頂手前はちょっとだけ岩場でゴツゴツしてますが、ちょっとだけです。


f:id:NACK-y:20230509103837j:image南岳。かなりの好展望です。


f:id:NACK-y:20230509104234j:image南阿蘇村。

f:id:NACK-y:20230509103742j:image左が高岳、ギザギザが根子岳。

奥は祖母とか傾山かな?


f:id:NACK-y:20230516010215j:image中岳へ戻ります。

f:id:NACK-y:20230509104230j:imageこの角度の火口もいい(なんか煮込み中)


f:id:NACK-y:20230509103440j:image中岳へ戻ったら高岳へ向かいます。


f:id:NACK-y:20230509104254j:imageついさっきまで歩いてた南岳への稜線。

 

しかし よくよく見てみると…

f:id:NACK-y:20230509104356j:image分岐も


f:id:NACK-y:20230509104412j:imageその先の登りも


f:id:NACK-y:20230509104218j:image山頂も、おんなじような景色ばっか!

 

そのせいか中岳から高岳の登山道の感じは、イマイチ記憶が薄いぞ…( ;゚Д゚)

まあ この荒涼とした感じが火山らしくていいんですけどね。

 

とりあえずこの高岳が1592mで阿蘇山最高峰。日本百名山です。

 

f:id:NACK-y:20230516012704j:imageここも絶景ですね〜


f:id:NACK-y:20230509103828j:image山頂は広いんで ここでラーメン食べちゃいます。

 

ちっちゃいにんにくのかたまりがゴロゴロ入ってました。

山頂は羽虫がいっぱい飛んでいて、気づいたら何匹かラーメンの具と化してました 汗

 

 

ご飯の後はニンニク臭をただよわせながら高岳東峰へ向かいます。


f:id:NACK-y:20230509103954j:image火口の淵の登山道。


f:id:NACK-y:20230509104215j:image仙酔尾根の下降点。

後でここから降りますが、ちょっと高岳東峰をのぞいて来ます。

f:id:NACK-y:20230509103412j:image広大な窪地は古い火口のようです。

真ん中にあるポツンと一軒家は月見小屋(避難小屋)。


f:id:NACK-y:20230509103613j:imageカルデラの景色が素晴らしい。奥はくじゅう山です。


f:id:NACK-y:20230509104402j:imageおっ 今日初の樹林帯。


f:id:NACK-y:20230509104200j:image草木があるのは火口から離れてるせいかな?

 

f:id:NACK-y:20230516020519j:image高岳東峰着きました。山頂標はありません。

 

f:id:NACK-y:20230516020522j:image根子岳(ねこだけ)がばーんと。

 

しかし根子岳って遠くから見た時 ゴツゴツした岩峰に見えましたが、意外と草木でフサフサしてるんですね。


f:id:NACK-y:20230509104039j:image根子岳への縦走路は閉店ガラガラ。


f:id:NACK-y:20230509104310j:imageここは広いし景色もいいし人もいないのでいい穴場です。


では戻って仙酔尾根を降ります。


f:id:NACK-y:20230509103913j:imageこりゃまたえっらい急だこと。


f:id:NACK-y:20230509103349j:image赤文字の「キケン」が不安感をいっそう駆り立ててくれます。

 

ちょっと降りるとゴールが見えてきます。f:id:NACK-y:20230509103434j:imageうほっ なっが…  見えてるけど はるか彼方。


f:id:NACK-y:20230509104005j:image赤い✖︎の向こうは崖です。


f:id:NACK-y:20230509104154j:image途中で振り返ると まるで壁。

なんも落ちて来ませんように…


f:id:NACK-y:20230517003017j:image良き展望ですが、足場も悪いしあんまりじっくりは見られません。


登ってくる人達もツラそう。でも登りで使った舗装路よりは良さそうですね。

大変だけど、これくらいの方が山登ってる感があって好きです。

 

とにかく下りでは膝にきまくりです( ;゚Д゚)


f:id:NACK-y:20230509103610j:imageだいぶ降りてきました。

 

登りの時も見えていましたが、上から見下ろした方がミヤマキリシマが色づいているのが分かります。

 

f:id:NACK-y:20230517004130j:image最盛期時にも見に来たいですね。


f:id:NACK-y:20230509104100j:imageほぼ降り切りましたが、目の前に別のピークが。

 

鷲見平ですね。登らずに手前から左に降りられますが、ついでだ 登ったるわっ。


f:id:NACK-y:20230509104328j:imageと思ったらまだだった…。

この後に及んで偽ピークとは。ま、すぐそこですけど。

 

偽ピークや鷲見平には仏像が祀られていました。


f:id:NACK-y:20230509104221j:imageさすが高岳。オーディエンス(お地蔵さん)の注目を集めています。


f:id:NACK-y:20230509103501j:image鷲見平からの景色。カルデラの外輪山がよく分かります。

後は舗装路を降りて終了です。

駐車場へ戻る前にトイレ&ジュースタイム。

まとめ

火口の迫力はもちろん どこを歩いても壮大な景色は、久々に凄ぇもん見させてもらったって感じです。

次回は登り甲斐がありそうな仙酔尾根にチャレンジしたいですが、その前に阿蘇五岳の杵島岳、烏帽子岳、根子岳に登りたいな〜

 


もはやこれなしでは急な下りは降りられかも… というほど愛用しています。かさ張らないし、値段も手頃だし おすすめです!

 

 

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温泉

九重星生ホテル  山恵の湯

阿蘇近辺の温泉は駐車場が空いてなかったり、はたまたやってなかったりで…  ここまでやって来てしまいました。

硫黄泉&展望露天風呂が最高です。後は休憩所さえ再開されれば…

【個人的おすすめ度…★★★★☆】
f:id:NACK-y:20230509104420j:imageHome - 九重星生ホテル

 

 

【自分用山行データ】

山行回数:162   踏破数:186   百名山:38   撤退:5