二王子岳
にのうじだけ 1420m
新潟県 飯豊山地 日本二百名山
アクセス
日本海東北自動車道 聖籠新発田(せいろうしばた)ICより40分。
二王子岳駐車場。
ルート
二王子神社〜定高山〜二王子岳山頂〜[ピストン]二王子神社
標準コースタイム 6時間40分
主観的難易度… 中級
- 天気:晴れ時々曇り
- 人数:単独
- 行動時間:6時間10分(休憩等含む)
https://www.yamareco.com/yamapla/
二王子岳は新潟県の北部にあり、都心部からはかなり遠い山です。
この時は関東甲信越が雨に見舞われ、なんとか晴れていたのがこのエリア。
遠いなーと思いつつ、長期の年次休暇中だったので、思い切って突貫しちゃいました!
千葉の自宅から夜出発。約5時間かけて登山口の駐車場に到着後、車中泊しました。
登山口には大きい駐車場と二王子神社があります。大きい社殿が森の中にひっそりとたたずんでいました。
さて、登山口から樹林帯が続きますが、例によってさっぱり写真がございません…
二王子岳は富士山のように下から一合目、二合目〜と数がふられていて、急登のあとの三合目に避難小屋、五合目には定高山があります。
途中、危険箇所はなかったと思いますが、七合目辺りの油コボシという簡単な岩場がありました。
六合目から七合目の辺りで景色がひらけてくるので、やっと写真が出てきます(^^;)
おっ 海かな??
とすると日本海? なれば生まれて初めて生で見る日本海!
すばらしい開放感です。
オレンジ屋根の避難小屋があるところが山頂。
もうちょいか…
私はそこそこ歩くのが速く、一人で日帰りの時なんかは他の人に抜かれることはほぼないんですが、八合目辺りでやけに速い人が追いついてきました。
しかもすれ違う人や追い抜かれた人達が「わー」とか「え〜」とか言っている。
なんだ? 上半身裸で猪の被りものでもしてるのか? とか思いつつ私も追いつかれたので、道を譲ると…
裸足ーー! なんとその人は裸足で歩いていました( ;゚Д゚)
やたら長い杖を2本ついていましたが本当に速く、すたすたと行ってしまいました。凄いなおい…
びっくりしましたが山頂はあと少し、こちらも頑張ります!
眼下に見えるのは新発田(しばた)市か胎内(たいない)市か。
観測所? の管理小屋?
かまぼこ状の屋根は雪対策ですかね。
池塘もあります(下山時撮影)。
雪が多く平な山に多いイメージですね。
顔みたいな小屋が見えてきた。山頂はもうそこだ!
ってなぜか山頂からまともな写真がなく、ここから撮った飯豊(いいで)連峰が一番キレイでした。雲が多いけどパノラマが広がる。
山頂に着くと裸足のおにーさんがいて、あちらから話かけてくれました。
裸足で歩くのは山から直接パワーをもらう為だとか!
気さくな方で、色々話してくれました。
足の裏はだいぶ硬いがいまだに血が出るとか、長い杖は先が尖らせてあって熊と会った時に武器にするとか、熊に黒いベルトを見せると蛇と勘違いして逃げるとか、でもお兄さん(私のこと)は徳があるから動物に襲われないだろうとか(???)…
ちょっと変わってるけどいい人でした。
そして下山は悪くしている膝を守るため、足袋をはいて後ろ向きに歩くそうです。
残念ながら先に降りてしまったので、後ろ歩きのシーンは見られませんでした。
裸足のおにーさんに山頂で撮ってもらいました。
おにーさんと別れを告げたあと、飯豊連峰を眺めながらのんびり昼ご飯です。
そして、おにーさんが山頂だけでも効果があるので裸足になるといいと言うので、靴と靴下を脱いでみる…。
パワーがもらえたかは分かりませんが、気持ち良かったです。
青春の鐘。
鳴らせばよみがえる青春時代… とでも言うのであろうか(^^;)
さあそろそろ降りようと思った頃に、辺りは曇り出し飯豊連峰も見えなくなってしまいました。
もともと曇は多めでしたが、関東甲信越は雨だったので全然OKです!
無事下山後、車に乗り込みカーナビで行き先を自宅に設定。所要時間はもちろん5時間越え…。
そんなカーナビを見つめてたら、急に帰るのが面倒くさくなり急遽どっかに泊まろうと思い立ちました。
宿泊施設3ヶ所ほどに電話をかけ宿を確保。夕食つかないので、イオンモールで適当に済まし宿へ向かいました。
宿は五泉市、阿賀野川のほとりにある咲花温泉 碧水荘。
他にお客さんがいないということで、無料で貸切風呂に入らせてもらいました。とてもいい宿でした!
翌日はそのまま福島県へ抜けて、喜多方、会津若松を観光。
天気予報は雨でしたがなんとかもち、喜多方ラーメン、鶴ヶ城(若松城)、東山温泉、ソースカツ丼などを堪能しまくり、下道を5時間半ほどかけて帰宅しました。
あー疲れた…( +д+)
まとめ
会津・喜多方は歴史とグルメの街、会津磐梯山も未踏だし とても1日では回れません…
じゃなくて今回は二王子岳でした! この山は歩く時間は長いものの、危険な場所はほぼなく、初心者でも体力があれば登れると思います。
山頂からの大展望は雲がない時にまた見たいと思いますが、なかなかね…
次は時間をかけて飯豊山にチャレンジしたいと思います!
⬇︎もしよければ応援お願いします(^^)
温泉
咲花温泉 碧水荘(さきはなおんせん へきすいそう)
美肌効果のある緑色の源泉掛け流し。日帰り入浴もできるようですが、露天風呂は貸切風呂だけかも…
【個人的おすすめ度…☆☆☆☆★】
【自分用山行データ】
山行回数:101 踏破数:104 百名山:30 撤退:4