塔ノ岳 丹沢山
とうのだけ 1491m たんざわさん 1567m
丹沢 日本百名山
アクセス
東名高速道路 秦野中井ICより25分。
秦野戸川公園 大倉駐車場。
ルート
大倉〜駒止茶屋〜花立山荘〜塔ノ岳〜丹沢山〜[ピストン]大倉
難易度 …中上級
危険箇所等はないですが、長いです。体力と共に、飽きない精神力が必要かもです。
※難易度はあくまで私の主観です。
- 天気:曇り時々晴れ
- 人数:2人(K)
- 行動時間:データなし。11時間くらい? 標準コースタイム8時間50分。
当初雲取山に1泊で登る予定でしたが、この時は関東甲信越に記録的大雪が降った後でした。
ダメ元で奥多摩方面へ向かうも、敢えなく手前で通行止め。
比較的移動距離も短く、雪の少なさそうな丹沢に行き先を変更しました。
畔ヶ丸(あぜがまる)避難小屋に泊まろうかと向かうも道志みちも通行止め。
ならばと南側から西丹沢ビジターセンターに行くと、そこは雪にすっぽりと埋もれていたのでした( ;゚Д゚)
登山口どこ…?
これでもう泊まり山行は諦め、秦野の万葉の湯へ赴き風呂に浸かりながら作戦会議。
大倉尾根が登られているようなので、塔ノ岳・丹沢山に決まりました。
ロングコースなので、万葉の湯で仮眠して早朝出発!
出発は5時半から6時くらい。暗闇の中、ヘッデン点けてスタートです。
これは見晴茶屋辺りからか? ん〜 曇ってる…
序盤は雪も思ったほど積もってなく、トレースはバッチリ過ぎるほどにありました。
この時この近辺では、ここしか登れる所が無かったのでしょう。元々人気の山だけど。
いい景色だけど三ノ塔(右)は雲の中。
大倉尾根はひたすら長い登りが続くことからか、バカ尾根とも呼ばれます。
平坦だったり、
急だったり。
バカみたいにひたすら登りますが…
そんなことより、右足の踝(くるぶし)が靴に当たって痛い!
冬靴使用3回目にして恐れていたことが…( ;゚Д゚)
かなりの痛みでしたが、「この痛みは幻覚だ!」と気合で思い込み登り続けました。
しかし登りはまだまだ続きます。
このバカ尾根め〜
山頂が近づくにつれ雪は深くなりましたが、相変わらずしっかりしたトレース。
そもそも平日でもかなりの人が登ってました。
あとちょっと? の所で空も晴れて来る。
そしてやっと山頂!
こりゃいい眺め!
富士山は見えませんでしたが空は晴れていたので、まぁ良し。
しかし! 今日の最終目的地は丹沢山。
踝は痛いですが、少し休んで向かいました。
塔ノ岳山頂を境に、更に雪が深くなっていた気がします。
ここからはほとんど人を見かけませんでしたが、トレースはしっかりありました。
通過点の日高(ひったか)。
ひっそりと雪に埋もれ、一瞬見逃しそうな標識。
それにしても踝が痛く、ペースが上がらない…(ー ー;)
どんどん遠ざかるK師匠…。
待ってー
奥が丹沢山かな?
ガスってますが…
雪が深く、雪庇らしきものも出来てます。
沢もすっかり雪に埋もれ、白いペンキで塗られたみたいになってます。
丹沢山頂に着いたのは12時ジャスト。
ホントはこの後ろに富士山がドーン!のはず…
曇っていましたが、こちらも良い眺め。
どっち方面か全然分かりませんが、街が写ってるので西から南の方ですね。
山頂にはみやま山荘と言う小屋があり、冬でもやってて、カレーライスが美味しいらしいです。
しかし我々には残された時間は少なく、立ったまま軽食を取りさっさと下山です。
下山は登りよりキツかったです。
痛い右足の踝を庇っていたせいか、以前によく痛くなっていた左膝裏が痛くなり、それを庇うようにストックを強く突いていたせいで両肘も痛くなるという…( ;゚Д゚)
まさに満身創痍、ボロボロの状態でバカヤロー尾根をひたすらに下りました。
ヨレヨレのボロ雑巾状態でなんとか下山。
ギリギリ明るいうちの17時半ちょうどでした。
まとめ
両手両足のトラブルで、今現在振り返っても、今までで一番キツかったと思える山行でした。
しかしそんな中、長時間雪のバカ尾根を登ったのはいい経験になりました。
このルートは未だ夏に登ってないので、そのうち登りたいと思います。
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温泉
七沢温泉 七沢荘
なんか「ゼロ磁場」とか「宇宙パワー」とか怪しげなことも謳っていますが…
お湯もいいし、露天風呂が広く雰囲気もいいです!
【個人的おすすめ度… ★★★★☆】
【自分用山行データ】
山行回数:52 踏破数:63 百名山:17 撤退:3