登山やってみっか

これまでの登山の軌跡を、イチからピンキリ全てをたどる山行記です

【伽藍岳〜内山】火口、絶景、塚原温泉。充実の山旅へ!《日帰り登山》2023年10月12日[2回目]

伽藍岳    内山

がらんだけ  1045m    うちやま  1275m

大分県    大分百山

アクセス

大分自動車道  由布岳スマートICより10分。

伽藍岳登山口 駐車場《6〜7台、無料、トイレ 無》

ルート

伽藍岳登山口〜塚原越〜伽藍岳〜伽藍岳西峰〜塚原越〜内山〜塚原越〜登山口

標準コースタイム  4時間30分

f:id:NACK-y:20231109221156j:imageヤマプラ - 「山と高原地図」で登山のプランを作ろう!-ヤマレコ

難易度  …中級

内山の登りは急です。道も分かりづらい所もあります。草が生い茂り1年前より不明瞭になっています。

伽藍岳のみなら初心者でも楽勝です。

※難易度はあくまで私のざっくりとした主観です。

  • 天気:曇りのち晴れ
  • 人数:単独
  • 行動時間:4時間45分(休憩等含む)

 

 

伽藍岳は「がらんだけ」と読みます。内山を挟んで鶴見岳と連なる火山で、常にもくもくと噴煙を出している山です。

 

今回 2回目ですが、前回は途中から雷雨にみまわれたので、リベンジマッチです。

 

f:id:NACK-y:20231109220452j:image駐車場に着いたら くりびつてんぎょー。ま、満車!?

 

何とか1台分空いてました。

前回は雨予報のせいもあったけど、自分のクルマ以外いなかったので 油断してました。


f:id:NACK-y:20231104013120j:image登山口へゴー。近くて分かりやすいのうれすぃー


f:id:NACK-y:20231104013621j:imageしばらくは作業道歩き。


f:id:NACK-y:20231104012813j:image急に開けます。火口っぽい。てか火口か。

 

硫黄の匂いも立ち込めてます。伽藍岳は別名「硫黄山」と言うそうです。

なんの捻りもないですが 納得ですね。


f:id:NACK-y:20231104013504j:image歩いてる所も火口っぽい。


f:id:NACK-y:20231104013225j:image火口壁なのかな? 迫力あります。


f:id:NACK-y:20231104013010j:image壮観です。

こんな噴煙出てる火口の近くを歩くってなかなか無いと思います。

今噴火しないでよって感じですが。


f:id:NACK-y:20231104013731j:image右上が多分伽藍岳山頂です。


f:id:NACK-y:20231104012836j:image作業道かどうか分かりませんが、歩きやすい道はまだ続きます。


f:id:NACK-y:20231104013511j:imageもう一つの火口跡らしき所。


f:id:NACK-y:20231104012902j:image塚原越

 

ぱっと見分かりませんが、テプラ仕込みの案内板が示すように、ここは五叉路になっています。


f:id:NACK-y:20231104013541j:image高平山方面。

 

f:id:NACK-y:20231105002736j:image鍋山の湯方面。どっちも異世界への入り口感が凄い…

 

秘湯と言われる鍋山の湯はいつか行ってみたいんだけど。

 

f:id:NACK-y:20231104013538j:image塚原越のちょい先くらいから やっと登山道っぽくなります。

 

f:id:NACK-y:20231105002803j:image狂い咲きのミヤマキリシマ。


f:id:NACK-y:20231104012945j:imageやっと登山道っぽくなったのに山頂はもう近くです。

 


f:id:NACK-y:20231104013418j:image着きました山頂! 絶景ですね〜

手前に後で行く予定の内山、奥は由布岳。


f:id:NACK-y:20231104013231j:image西峰。この後行きます。

 

f:id:NACK-y:20231105005717j:image別府湾。

左が国東半島、右のもっこりちゃんは高崎山ですね。

f:id:NACK-y:20231104013150j:image結構厚い雲が出てきた…

 

内山へ行くかは後で考えるとして、とりあえず西峰へ行ってみます。

ちなみに山頂にいた方に内山へ行くのか聞いてみると、急だから行きたくないとのことでした 笑


f:id:NACK-y:20231104013715j:image山頂すぐ下の分岐。


f:id:NACK-y:20231104013031j:imageリンドウ。

 

f:id:NACK-y:20231107045459j:image真下から噴煙が上がってます。

 

登山口近くの塚原温泉で200円払うと 火口を間近で見学ができますが、ここからならタダです。

この為だけにここまで来る人はいないだろーけど。

f:id:NACK-y:20231104013421j:imageほー、どんなもんか とくと見せてもらおうか。


f:id:NACK-y:20231104013037j:imageお〜〜 見えたぁ! ってほどの驚きは無い…( ´・ω・)


f:id:NACK-y:20231104012935j:imageどの角度から見ても火口はなかなかの迫力。

 

f:id:NACK-y:20231104013437j:image西峰までは片道約15分。

アップダウンも少なめです。


f:id:NACK-y:20231104013725j:image「がんばれ中高年」と大きなお世話あたたかい声援が。


f:id:NACK-y:20231104013309j:imageススキが顔を撫で回してきます(^^;)


f:id:NACK-y:20231104013406j:imageこの暗がりを抜けます。

ちゃんとピンクテープをたどらないと、変なとこ行っちゃうかも。

 

f:id:NACK-y:20231107052536j:image西峰に着きました。

 

こっちも絶景。由布岳がよく見えます。

あまり見たくないもの(ソーラーパネル)も見えますが…

 

まだ雲が優勢なんで 内山へ登るかは悩みどころですが、とりあえず塚原越まで戻ります。


f:id:NACK-y:20231104012824j:image気持ち良い稜線歩き。


f:id:NACK-y:20231104012951j:image伽藍の槍(登れます)。こんなの来る時は気づかなかった。

登りましょー


f:id:NACK-y:20231104013013j:imageあんまり景色は変わらん…

f:id:NACK-y:20231104013327j:image足元はちょっと玉ヒュン。


f:id:NACK-y:20231104013238j:image戻る途中での別府湾の眺望。なんか晴れてきた。

f:id:NACK-y:20231104013455j:imageこっち(内山方面)も晴れそう。

f:id:NACK-y:20231104013259j:image塚原越へ戻って来ました。よーし内山行くぞー


f:id:NACK-y:20231104012847j:image行きにも通ったプチ火口跡(勝手に命名)のフチを登って行きます。

登山道のすぐ近くからほんのり煙が出てます。


f:id:NACK-y:20231104012941j:image元作業道?らしき道がありますが、ピンテ通り左へ。


f:id:NACK-y:20231104013043j:image尾根に出ました。登山道はずっと尾根通しです。


f:id:NACK-y:20231104013102j:image痩せた所もあります。


f:id:NACK-y:20231104013354j:imageチラリズム別府湾。


f:id:NACK-y:20231104013630j:imageこの崖は登山道のすぐ脇で、落ちたらヤバそー


f:id:NACK-y:20231104012938j:imageマムシグサの実。

毒々しい見た目通り 毒があるそうで、かじると大変なことになるらしーです。


f:id:NACK-y:20231104013123j:imageちょいヤバ トラバース。

f:id:NACK-y:20231104013034j:image急になってロープも増えてきます。

 

ただ急なだけならいーんですが、ヤバいのはやっぱコレ…

f:id:NACK-y:20231104013234j:imageズルズル滑るやーつ。


f:id:NACK-y:20231104013059j:imageかなりロープに助けられます。


f:id:NACK-y:20231104012919j:imageひ〜(>  <)

もー なんかのアクティビティと思って楽しむしかない…

 

ズルズル急坂が終わると しばらく平坦な道になります。


f:id:NACK-y:20231104013147j:imageトリカブト。いっぱい生えてました。

昔、とある事件で有名になりましたね。花はキレイなんだけど…


f:id:NACK-y:20231104013330j:image平坦な所は歩きやすい。


f:id:NACK-y:20231104013141j:image火山観測局。鶴見岳や伽藍岳をマークしています。


f:id:NACK-y:20231104012905j:imageちょうど近くで鶴見岳が見えました。

白い部分が「赤池噴気孔」と思われます。

 

山頂が近くなると草がモサモサしてます。


f:id:NACK-y:20231104013138j:imageいやモサモサし過ぎだろ。道わからん…

 

去年の8月に来た時はここまでモサってませんでした。


f:id:NACK-y:20231104013706j:imageピンテがあっても辿り着けない 泣


f:id:NACK-y:20231104012914j:imageしかも油断してると、痛っ とアザミのこうげき!


f:id:NACK-y:20231104013415j:imageほんと なんなん、このモサモサ?

 

そしてやっと山頂部に出ると、一気に視界が開けます! 

いぇーいっ


f:id:NACK-y:20231104013743j:imageって、あれ? それほどでもない…

ここも以前よりススキが茂ってます。


f:id:NACK-y:20231104013615j:imageでもこの岩に登ればきっと…

 

f:id:NACK-y:20231109200249j:imageやったー  リベンジ達成。

別府湾と鶴見岳です。


f:id:NACK-y:20231109200252j:image鞍ヶ戸(左)と猫耳の由布岳。


f:id:NACK-y:20231104012900j:image国東半島。とにかく絶景ですね。


f:id:NACK-y:20231104013428j:image鶴見岳アップ。電波塔もはっきり見えます。


f:id:NACK-y:20231104013400j:image由布岳アップ。思いっきし逆光…

 

スタートが遅かったんで あんまり長居はしないつもりでしたが、景色に見とれて40分くらいは うだうだキョロキョロしていました。

でも降りなきゃ…


f:id:NACK-y:20231104013722j:image船底(鞍ヶ戸への登山道は通行禁止)への縦走路はススキ地獄。


f:id:NACK-y:20231104013040j:image帰る方向も一瞬見失いそう。


f:id:NACK-y:20231104013318j:imageモサモサも相変わらず足元を惑わして来ます。


f:id:NACK-y:20231109210313j:imageズルズルもロープ掴みながら必死こいて降りていきます。

 

まあ、前回は土砂降りだったんで、それに比べたらだいぶマシですが。


f:id:NACK-y:20231104013434j:imageプチ火口跡まで戻ってきました。

さっきより煙が出てる。早く温泉入りたくなって来ました。


f:id:NACK-y:20231104013746j:image伽藍岳。しかしまー すっかり晴れちゃって。


f:id:NACK-y:20231104012948j:imageゴォール。そして だーれもいない!

まとめ

前回はあの内山の絶景がまっちろからの雷雨だったので、きっちりリベンジが果たせました。

伽藍岳は火口、内山は別府湾〜由布岳という変化に富む景色は何度登っても楽しめると思います。

 

内山のズル・モサには手を焼きますが…

 

 

ミヤマキリシマの見頃は5月〜6月!

 

 


 

温泉

塚原温泉  火口乃泉(かこうのいずみ)

辺りはあんなにも硫黄臭が立ち込めているのに、硫黄泉ではなく高い酸性の硫酸塩酸です。

お湯は緑色ですが、鉄やアルミニウムが大量に含まれているそうです。

 

野趣満天の雰囲気通り、洗い場やシャワーはありません。

【個人的おすすめ度…★★★☆☆】

f:id:NACK-y:20231104013000j:image【公式】塚原温泉・火口乃泉(かこうのいずみ)|大分県由布市湯布院町・源泉掛け流しの薬湯

 

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【自分用山行データ】

山行回数:175   踏破数:200   百名山:39   撤退:6